確定申告、3月は賃貸経営の怖さを感じる季節!?
2016.03.10
繁忙期だから当たり前なのですが、入退去に確定申告、売却・管理相談にセミナー企画・運営など、いつになく複数の事案が同時進行しています。
でも、忙しいからこそ、一日が終わったあとに、「今日もけっこう頑張ったよな、自分。」みたいに感じられる瞬間があって、いい感じに充実しています。(^^
また、最近奥さんが仕事を始めたことで子守りの時間がかなり増えたのですが、時間をやりくりして子供を連れて内見対応や物件巡回するなど、ある意味、子供と過ごせる時間がかなり増えたような気もします。
さて、確定申告は無事に終えられたでしょうか?
私はおおよそ終わっていて、提出前の最終確認をしている段階です。
この確定申告の時期に、毎年改めて再確認するのは、「賃貸経営の恐ろしさ」です。
毎年、恐ろしいほど金利支払いや減価償却が減っていきますが、それが数字になると、その恐怖を改めて心底感じます。
- 家賃は少なからず下がっていく・・・
- 減価償却も減少していく、やがてゼロに・・・
- 金利支払いも減っていく。
借り入れがなくなっていくのはいいことだが、経費にできる金利がなくなるのは相当痛い・・・これ、何度も書いていますが、賃貸経営の大きな特徴ですよね。
売上である家賃も確かに下がってはいきますが、その下げ幅なんて、減価償却や金利の減少スピードに比べれば微々たるもの。
気が付けば、経費にできるものはほとんどなくなっているのに、納税すべき金額が馬鹿でかい・・・なんていう状況にもなりかねません。
が、こういう状況って、何も、確定申告の直前にならないと分からないかと言えば、全然そうではなく、おおよその数字はずっと前から想定できます。
ですので、うまく賃貸経営を続けておられる金持ち大家さん達は、中・長期的な目線で修繕したり、物件を追加取得していっているのですね。
賃貸経営、いったんスタートすると、簡単にはやめられません。
何をゴールにするのかは人それぞれですが、借入金を返済してしまうとか、物件を全て売却してしまわない限り、賃貸経営に平穏な日々はやってこないのでしょうね。(^^;
申告もうまく乗り切って、さらに満室にして春を迎えましょう!
まとめ:
直前であたふたすることなく、税金対策は中・長期的な目線で計画しよう!
今回は確定申告と節税対策についてお話ししました。何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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