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DIYを通してコスト削減方法を身につける!

2022.12.22

募集開始して数日で申込・成約になった新築の戸建賃貸ですが、コスト削減できるところは頑張ろうと、庭部分をDIYしました。
https://bit.ly/3hK00pG

といっても、それほど本格的なものではなくむき出しの土部分にホームセンターで買ってきた枕木調のコンクリート平板を10枚ほど並べて、ブロックで花壇を2か所作っただけです。

本当は、最後にグランドカバー(※)で仕上げようと思っていたのですが、間に合わず、そのままの引き渡しとなりました。

※グランドカバーは地面を覆う植物のことで踏まれても大丈夫な植物や日陰でも育つ植物雑草を生えにくくしてくれるような植物が多い。

もっとも、あまりに作り込んでしまうと、入居者さんが庭を作る楽しみがなくなってしまうので、これはこれで良かったのかもしれないと思っています。

入居者さんにカギを引き渡す際には、

  • 自由に使える菜園スペースとして、あえて砂利敷等にはせず、土のままにしてある。
  • ただ、あまりに土だけの状態だと使い方が想像できないというようなことも想定されたため、一つの提案として枕木調のコンクリート平板を置いたり、ブロックによる簡易的な花壇スペースを作ってある。
  • しかし、庭の利用の押し付けになってもいけないので、自由にカスタマイズしていただいてかまわない。
  • 必要なければ撤去いただいても問題なし。
  • お子様の成長に合わせて、菜園スペースにしたり、プールを置いたり、バーベキュースペースにしたり、色々な活用でお家時間を楽しんでください。

といった文面のお手紙を添えました。

非常に簡単な庭作りDIYでしたが、同じようなものを外構業者に発注すると、けっこうな金額がかかってしまいます。

外構工事も本当にピンキリですが、ちょっと見栄えのいいものを作ろうとすると、やはり数十万円かかってしまうようなことも珍しくありません。

しかし、DIYの最大のデメリットは、何といっても、自分の時間と労働力を投資しないといけないことです。

ホームセンターで材料を仕入れて運搬するだけでも、けっこう骨が折れます。

今回は、自宅と物件とホームセンターがすごく近かったのでラクでしたが、それでもなんだかんだで一日かかってしまいました。

しかし、どんなDIYでもそうなのですが、一度自分で経験すると、次から業者さんへ依頼する際に、価格の目安をつけやすくなります

ホームセンターで材料を仕入れるところから経験すれば、ブロック一個88円といった単価や、これぐらいの花壇だとブロックが何個必要といった数量まで把握できてしまうので、ちょっとした外構工事であれば簡易的な積算(見積)ができるレベルになってしまうのですね。

悪徳リフォーム業者の手口に「数量をごまかす」という方法がありますが、リフォームではまずこの数量を把握することが必須です。

これが分からないと、業者から提示される見積書をチェックしようがありません。

次に把握すべきなのは単価です。

今の時代、ネットで調べればほとんどのものの価格が分かります。

そして人件費も考慮しなければなりません

実は、人件費を考えずに業者に対して自分勝手な価格交渉をしてしまうと、「裸の王様・不人気大家さん」への道まっしぐらです。

今回の外構工事の例でいえば、工事にかかる時間はもちろん、材料を仕入れにいき、それを運搬するコストまで考慮しないと、価格交渉なんてできるはずがありません

しかし、価格を下げることしか考えていない大家さんは、このあたりが見えなくなってしまうので、注意したいところです。

戸建賃貸ということもあり、しばらくこの物件を訪問することはないと思いますが、数か月後にふらっと立ち寄ってみようと思っています。

正直、庭をどんな風に使ってくれているか見てみたいからです。

今回は生まれたばかりのお子さんと一緒に入居されてきているので、その時々で楽しいお家時間を過ごしていただければと思っています。

まとめ:
DIYでコスト削減するだけでなく、今後のリフォームに活用できるノウハウをも手に入れる!

今回は、庭スペースのDIY経験と、コスト削減法についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。