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儲かるけど嫌な気持ちになるので売却します

2025.01.09

昨年末、また物件を売却することになり、売買契約を締結しました。

今回は建物ではなく、野立て太陽光発電設備です。

数年前に2物件、野立て太陽光に投資しましたが、2物件ともまとめての売却です。

太陽光発電の投資では「固定価格買取制度」があって、発電した電力は電力会社が一定の価格で20年間もの長期間、買い取り続けてくれます。

そのため、私にとっては安定した儲けを出せる投資の一つでした。

事実、保有期間中ずっと稼ぎ続けてくれています。

でも、この投資をしようと思った動機には、儲けだけではなく、

・コスト0で電気を作り出せる!
・電力供給が増えて日本の電力が安定し、電気代も安くなる!
・震災があった際などに、何かバックアップ電源として使える可能性がある!

と本気で思っていて、太陽光発電が増えれば日本のためになる!と考えていたためでもありました。

しかし投資してから勉強していくうちに、当初思っていたこととは全く違う事情があることが分かってきました。

・野立て太陽光発電設備が増えれば増えるほど、日本の電力供給は不安定になってしまう・・・。

・さらに電気代は理論上どんどん高くなってしまうし、事実、再生可能エネルギー発電促進賦課金として課金され続けている(これからもますます値上がりしていく)。

調べれば調べるほど、太陽光発電に投資していることに、何だかものすごく後ろめたさを感じるようになってきたのですね。

もちろん私が太陽光発電を売却したところでその設備は所有者が変わるだけなので、この売買が電力供給や電気代に影響を与えることは全くありません。

でも、今回の売買契約で、後ろめたい気持ちが少し楽になりました。

世の中にはたくさん投資案件がありますが、儲けることはもちろんのこととして、できれば本当に社会貢献につながるものを選んでいきたいと思います。

そんなことを考えていると、社会貢献に直結する投資の一つは不動産投資なんじゃないかなと感じます。

入居者さんに住みやすい住環境を提供するために物件の価値をあげていく(修繕していく)ことは、本当に意味のある投資ですものね。

今回の売却で少し利益がでるので、ここで得られた資金は物件に再投資して入居者さんに還元していこうと思います!

まとめ:
大家業は究極の社会貢献ビジネス。
快適な住空間を提供するために物件に投資していこう!

今回は太陽光発電設備の売却と物件への再投資についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。