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固定金利から変動金利へ切り替えました

2024.06.13

固定金利期間の満了にともなう、某地銀との条件見直しですが、無事に話がまとまりました。

先日のコラム⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=10287

まず担保については、希望どおり共同担保にとられていた物件が解放され、無担保物件として復活できることになりました。

金利については、固定金利を選択すると若干金利が上がってしまうと言われ、今回は変動金利を選択することになりました。

もっとも変動金利を選択したのは、金利だけが理由ではありません。

この物件単体でいえば、担保価値(積算価格)>残債の状態になったため、この地銀に対して、「いつでも借り換えしてしまえるよ。」という状態を作りたかったからでもありました。

固定金利を選択すると、「固定金利の期間内に借り換え等で繰り上げ返済すると、〇〇円の違約金がかかることを了承するものとする。」といった内容の念書を書かされるのですが、毎回これが嫌で仕方ありませんでした。

金融機関にとっては、簡単に他行に借り換えさせないために借主に誓約させるものになります。

一方、変動金利ではこのようなペナルティ的なものはありません。

なので、金融機関側も、「変な対応をしたら、簡単に借り換えられてしまう可能性がある・・・。」というような緊張感をもってくれたら、より一層待遇を良くしてくれるのではないかと思います。

ここでの待遇というのは、新しい案件を持ち込んだ時などに無下に断ったりされにくくなる、といったことを期待したものになります。

「変動だとこれから急激に金利が上がったら、大きなダメージを受けてしまうじゃないか!」と言われるかもしれませんが、もちろんこのあたりも十分に考慮した上での選択です。

借り入れ当初に比べると、残債がかなり減ってきているため、万が一、金利が急上昇しても、ある程度は耐えられると考えました。

また、残債よりも物件評価額の方がかなり高くなっているため、万が一、返済に困るようになったとしても、売却すればそんな状況からも脱しやすいと考えました。

もっとも、そこまで急激な金利上昇が起こるというのがどうしても想像できない、というのも実際のところです。

固定金利か、変動金利かは、一概にどちらがいい悪いとは決められません。

状況に応じて見定めていきましょう。

まとめ:
固定金利にも変動金利にも、それぞれメリット・デメリットがある。
自分の状況に応じて選択していくのが大切です。

今回は、銀行交渉と金利についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。