設備の修繕vs.更新、どっちがいい!?
最近、築古戸建の水回り、特にトイレトラブルが立て続けに発生しています。
今日はレバーが戻らず、水を流すと流れっぱなしになってしまうトラブルが発生しました。
業者さんを派遣したところ、部品交換で完了すると言われたのでお願いしたところ、水漏れも併発していることが分かってダブルパンチ。
結局、部分的に修繕するより、まるまるトイレごと交換した方が割がいいと判断し、今日は応急処置で済ませて、後日、トイレ交換をすることになりました。
築古物件は、物件自体は割安で購入できますが、設備を交換するタイミングで大きくお金がかかってしまいます。
もちろん、このような設備の更新もDIYができる大家さんであれば、割安で済ませられますが、私にはそこまでのノウハウがないので業者さんに依頼することになります。
細かい修繕を発注しながらいつも思うのが、積もり積もれば、初めから新しいものに更新しておいた方が、トータルで考えたらお得になるケースも多いんじゃないかなと。
空室対策としても、同じ賃料で募集するのであれば、設備が新しい物件の方が早く決まりやすいので、機会損失も少なくて済むという意味で、やはり設備更新に軍配が上がるように思います。
そうはいっても、投資初期は持ち出せる資金がないため、修繕でごまかしながら何とか乗り切っていかねばならないということもあります。
ただ、ある程度物件が落ち着いてきたり、資金計画に余裕がでてきたら、こまめな修繕よりも初めからまとまった設備リフォームを考えるべきなのかなと思います。
これは、築古物件で経験を積んだ大家さんがどこかのタイミングで新築・築浅物件投資も組み入れていくのと同じ理由かもしれません。
今回はトイレごと交換しますが、新しいトイレは節水型で水詰まりしやすいため、入居者さんには注意を促す必要があります。
よくある「トイレにそのまま流せるシート」的な清掃用品は、そのままトイレに流してしまうと、かなり高確率で詰まってしまうので、そのことを事前に入居者さんに伝えておくことが大切です。
万が一、トイレットペーパー以外のものを流して水詰まりが発生したときの修繕費用は入居者さんの負担になるので・・・としておくと安全ですね。
まとめ:
修繕するか、設備更新するかはその時の懐次第。
でも余力がでてきたら、思い切って設備更新してしまうのも一つの方法です。
今回は、修繕対応と設備更新についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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