測量士からの連絡がラッキーコールになることあり!?
最近、近所に空き家がどんどん増えています。
同じ町会で、自宅から徒歩3分圏に私の知っているだけで空き家が4軒もあります。
日に日に荒れていくので、町会でも話題になっていて、植栽や落ち葉、火事の危険性など近隣にも影響があり、悩ましい問題です。
そのうち、大っぴらに売却に出されているのは一軒で、以前、本コラムでもお話しした、売り看板が設置されている物件です。
価格が高すぎるためか全く売れる気配がなく、塩漬け物件になってしまっています。
以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9761
残りの3軒のうち1軒に、先日測量が入っていたので、こちらも近々売りに出されるのかもしれません。
私も経験があるのですが、測量士さんから書面や電話で連絡があると、それは測量士が動くタイミングであり、「売却」であることが多いです。
隣地立会で連絡がくると、市場に出る前の貴重な売り物件情報をつかめることになるので、チャンス到来と思ってもいいのではないでしょうか。
もちろん、だからといって隣地を安く買えるわけではないのですが、その測量士さんを通して、売主に交渉できる可能性はあります。
例えば、所有している物件が変形地で道路付けが悪い場合など、隣地を取得できれば整形地に近づき、価値が爆上がりする、といったことも考えられます。
もしくは、単純に隣地と合わせて収益物件として建て替えることで収益がアップする可能性もあります。
私も変形地に建つ物件をいくつか持っていますが、できるだけ隣地の所有者さんとは関係をこじらせないよう、巡回の際にお会いする機会があれば、元気よく挨拶するようにしています。
下心が見え見えかもしれませんが、それでもタダでできることなので、費用対効果は抜群だと思います。
いい関係を作っておくことは、メリットこそあれデメリットは一切ありませんものね。
日頃から関係ができていて、さらに測量のタイミングとぴったり合えば、うまい交渉が成立する可能性も高まるというものです。
もっとも、それはかなり出来過ぎたシナリオなのは百も承知です。
さて、今回測量の入っている近隣の物件が売りに出るかどうか、少し注意深く見てみようと思います。
まとめ:
隣地関係の下積みがあれば、測量のタイミングでいい交渉ができる可能性もあるかもしれない!
今回は、空き家と測量、隣地関係についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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