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不動産投資で隣地関係はとても大切

2023.10.05

雨漏り対策工事がほぼ完了しました。

過去のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9929

防水シート施工やその上からの屋根材の施工も完了し、残すところは雨どいの設置のみ。

ここまでくれば、もう雨が降っても大丈夫な状況です。

屋根工事が終わるまでは、毎日の天気予報が気になって気になって仕方がありませんでした。

特に大雨予報の日は、雨雲レーダーを見たりしながら、雨雲が物件のエリアを避けてくれるように本気で祈ったりしました。

さて、屋根の施工業者さんから一つ提案がありました。

隣地に巨木と呼んでいいほど、本当に巨大な木があって、そこからの落ち葉がこの物件の屋根・雨どいに落ちてきて、それで雨どいが詰まって雨水がオーバーフローしていたのも、今回の雨漏りの原因になっているとのこと。

また、その巨木の枝の一部がこちらの屋根近くまで越境してきているので、できることなら、足場がかかっているうちに、切り落としておいた方がいいということでした。

さらに、切り落とすにはもちろん費用がかかるので、そのことを隣地の方に説明したところ、隣地所有者さんは費用の負担を了承してくれたというありがたい話でした。

改めて、私も隣地所有者さんに連絡をとったところ、費用負担も、また、枝を切ることも快諾してくれたので、さっそく枝を切り落としてもらうことにしました。

実はこれまでの民法では、隣地から越境してきている樹木の枝を勝手に切ることができませんでした。

ところが今年の民法改正で、差し迫った緊急性があったり、隣地所有者が不明であったり、また、催促しても隣地所有者が枝を切ってくれない場合等には、こちらが越境している枝を切っていいことになりました。

今回は、隣地所有者が了承してくれているので、民法どうこうの話ではないですが、それでもこのような法律は最低限知っておいた方が何かあったときに有利になりますね。

しばらくしたら枝はまた生えてきてしまうので、次回は早めに隣地の方に相談して、自ら切っていただくつもりです。

しかし、この物件では、隣地の方といい関係が作れていて良かったです。

やっぱり不動産投資では、隣地との関係性がとても大切です。

まとめ:
隣地関係、いい関係を作っておけばメリットこそあれ、デメリットはない!

今回は、いい隣地関係を作っておくことでトラブルがスムーズに解決できた事例についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。