少額ローンの打診で自己資金を温存します
雨漏りが発生した物件のリフォームの方針が固まり、地元の信金さんへローンの打診を行いました。
今回は、既存の屋根の上からすっぽり新しい屋根材を覆ってしまうというカバー工法で進めます。
というのも、雨漏りの原因が複数考えられて、特定することが難しいため、一気に解決させてしまおうという作戦です。
外回りの工事をある程度進めてから、内装もけっこう大掛かりに修繕します。
内装工事中は、入居者さんの居住空間を制限してしまうため、入居者さんにも協力してもらいながらの工事です。
今回の工事費用については、この物件の近くの取り引きがある信金さんにローンを打診しました。
物件購入時のローンとは違い、少額なローンの部類に入るので、信金さんにとっては貸出しやすい金額です。
ちょうど、前任者が転勤してしまってからはこの信金さんと接点がなくなっていたため、後任の担当者との関係作りにもなると考えました。
今はだいぶ本数が減ってしまいましたが、一番多い時は個人で40本ぐらいのローンがありました。
といっても、ほとんどは物件購入時のローンではなく、リフォームに関するローンや運転資金に関するもので、一つ一つは小さな金額です。
それでもチリも積もれば、というように40本ぐらいあるとまとまった金額になります。
物件購入時には自己資金を使いますが、リフォーム時には、自己資金を回復させるような用途で少額ローンを使っています。
また、どのローンも3~7年ぐらいの借入期間なので、常に何かのローンの返済が終わります。
その都度、それが銀行を訪問するきっかけになり、金融機関とのパイプ作りにも、特に投資初期は一役買ってくれていました。
既存取引がない、新規の金融機関に対しても、このような少額ローンの打診は、ドアノックツールとしてとっても役に立ちます。
いきなり金融機関に訪問して、「数千万円の物件購入資金を融資してください!」というのは、融資担当者から「非常識な輩」と認識されてしまっても仕方がありませんが、「まずは小さなローンから、取り引きを始めさせてください!」とお願いするのが好まれやすい、というのは経験から感じるところです。
あとは、融資してもらいたい金額と同程度をその金融機関の口座に入れておけば、金融機関からの評価がぐっとあがることは間違いないと思います。
貸出額と同程度の金融資産があれば、返済が滞ることはないと銀行を納得させやすいですものね。
物件の雨漏りを抱えている状況で、台風の襲来や警報級の大雨予報などが出ているので、とっても心臓に悪いです。
お金の問題はクリアできそうですが、一日でも早く今回の修繕を終えたいです。
頑張りますっ!
まとめ:
リフォームでは、少額ローンを使いながら自己資金を温存するのも一つの方法。
金融機関の開拓に少額ローンはうってつけのドアノックツール。
今回は、リフォームと少額ローンについてお話ししました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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