PAGE TOP

何かの作業に没頭することのメリット

2022.09.29

恥ずかしい話、自分には趣味と言えるものがありません。

なので、「自分の趣味はこれ!これがあるから、ツライ仕事も乗り越えられます!」と言える方に、劣等感?というか、憧れを持っています。

それで、今年は一念発起して、「趣味と呼べるようなものを作るぞ!」と、無理矢理、ゴルフや釣りの予定を入れて いるという次第です。

会社の後輩が、キックボクシングを始めたというのを聞き、今度はこれにもトライしてみたいとは思っているのですが、まだ思い切れていません。

先日は、車のワックスがけをしてきました。

休みの日に自宅のカーポートで、よく洗車やワックスがけをしている風景を見ますが、これまでは、「あんなの、洗車機で済ませてしまえば時間の節約になるのに・・・。」としか思っていませんでした。

でも車も趣味として考えると、ワックスがけにも何かあるんじゃないかと思い、トライしてみたわけです。

いや~、1時間半ほどかけてワックスがけをしたのですが、けっこう疲れます。

ワックスのかけ方とか、あるんですね。

見よう見真似でやってみたのですが、腕もパンパンになりました。

しかしじっくり車を磨いていると、ちょっとしたキズやこびりついた汚れも目につきます。

「今度はタッチアップペンを買わないと・・・。」「次は違うワックスを試してみよう。」など、いろいろなことを感じながらの作業でした。

でも、この感覚、実は懐かしいなと思ったのです。

というのも、不動産投資を始めたとき、空室対策のために「空室に数日泊まってみる!」という方法を聞き、衝撃を受けたのを思い出したのですね。

残念ながら、度胸がなくて、空室に泊まるということまではできなかったのですが、クリーニングや軽作業で空室に一日滞在していたことがありました。

シンクや水栓金具、鏡などをピカピカになるまで磨いたり、窓のサッシをキレイにしたりしていたのですが、これ、車のワックスがけにも通じるところがあります。

その作業に没頭していると、その人にしか気づけないポイントを発見できたりします。

ある大家さんは、空室に泊まるということでなくても、例え数時間でも、空室でお茶しながら作戦タイムをすると話されていました。

また、副次的な効果で、例えば一度でも徹底的にクリーニングした経験があれば、次からは外注したとしても、「手抜きクリーニング」を見抜けたり、「こうすればもっとよくなる!」ということを逆提案できるようになったりします。

また、この何かに没頭するという作業は、ある種の瞑想や座禅にも通じるところがあるのかなと思っています。

何度か、座禅断食という超ストイックな会合に参加したことがあるのですが、ひたすら車を磨いている時間や空室で掃除をしている時間は、この座禅断食で瞑想している時間と似ていると感じます。

もしかしたら、ランニングや筋トレにも通じているのかもしれません。

また来月、空室がでます。

久しぶりに、空室でお茶したり、シンク磨きなどやってみようかと画策中です。

まとめ:
空室が決まらないと悩む前に、空室で作業に没頭してみるのも一つの手。
何かいい作戦を思いつくかもしれません。

今回は、空室対策についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。