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建物の美観維持。たかが共用部、されど共用部

2022.06.23

アパートの駐輪場に、号室プレートを設置してきました。

といっても、単にアロンアルファで接着してきただけですが、それでもたったこれだけで駐輪場がすっきりします。
http://blog.livedoor.jp/tanishin/

アパートで、放置しておくとマズい部分の一つがこの「駐輪場」です。

何もせずにいると、退去された入居者さんの放置自転車や、場合によっては近隣から不法投棄された自転車などで一杯になってしまいます。

もちろん、号室ナンバーをふっただけではこれらが全て解決するわけではありませんが、何もしないのと比べると雲泥の差です。

この他にも、気を抜いていると荒れてしまいがちなのが、ゴミ置き場

ゴミストッカーなどを設置できるのがベストですが、状況によってはゴミ置き場に固定物が設置できないケースもあります(以前のコラムで、ファスナー付きゴミネットを設置したことをお伝えしました)。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=8709

ただ、ゴミストッカーを設置できても、入居者さんや近隣住民から不法投棄にあってしまうこともあります。

あとは、共用廊下にあるパイプスペースなども要注意。

私の過去の経験では、あろうことか、パイプスペースが特定の入居者さんの私用の宅配ボックスのようになってしまっていて、困ったことがありました。

ただ、このような生活マナーの悪い方はほんの一部のはずです。

にも関わらず、マナー喚起の注意文を掲示板に貼ったり、居住者さん全員に手紙でお伝えしたりしないといけなくなってしまうのは悲しいところです。

こういった居住者対応、近隣対応って、実際にそのアパートを運営してみないと見えてこないところです。

ゴミ置き場の状況などは、何度か現地調査をしてみたり、現地への訪問時間を変えてみたりすれば、事前に分かる場合もあるかもしれません。

そういう意味で、物件を購入する前にはレントロールや販売図面などのチェックも大事ですが、このような入居管理の部分も調査できるのがベストです。

もし、ゴミ置き場や共用部が荒れていても、それが改善しやすそうなものであれば物件購入にトライしてみるのもいいかもしれません。

所有者が変わることで、それまで荒れていた共用部をキレイにすることができれば、それだけで空室率が改善するかもしれません。

入居されている方々の入居満足度も格段にあがるでしょうしね。

所有物件でも、これから購入する物件でも、共用部の美観維持に気を付けていきましょう。

まとめ:
共用部の美観維持が、空室率や入居継続率に大きくかかわってきます!

今回は、建物の美観維持についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。