建替え工事、簡単には進みません
2022.06.02
新築建替え工事がいよいよスタートしました。
超老朽化の戸建をだいぶ前に取得していたのですが、リフォームはあまり手を入れず、地域で一番安い賃料で貸し出す戦略でした。
ですが、うまく賃貸できず、方針転換して建替えることにしたものです。
実は、さすがに地域で一番安いということもあって、入居申込み自体はいくつも入っていました。
でも、建物のあまりの古さからか、どれも成約には至らず、キャンセルが相次いだのでした。
ウッドショック等の影響で、すぐに建替えなくてもという意見もありましが、このまま待っていても状況が変わらないと判断して、建築を進めることにしました。
賃貸物件はどんなものでも老朽化していくので、どこかのタイミングで、
- リフォームして保有し続ける
- 売却する
- 建替える
の判断を迫られます。
今回は「建替え」を選択したわけですが、これが結構やることがたくさんあります。
プランの作成や建築会社の選定、融資付けなどはもちろんのこととして、
- 残債の繰り上げ返済
- 抵当権抹消登記
- 解体工事
- 地盤調査
など、細かいタスクが盛りだくさん。
「そんなの建築会社に任せてしまえばいいじゃないか!」と言われるかもしれませんが、何かを丸投げすると、当然のことながらどんどんコストがオンされていきます。
なので、自分でできることは自分で手配するようにしているのですが、そうすると忙しくなってしまいますね。
まあこれも経験と思いながら、一つ一つこなしているのですが、ようやく解体が終わって地盤調査が実施されました。
すると、これもまたよくある話なのですが、地盤の状態があまりよろしくなく、地盤改良の工事が必要との判定がでてしまいました。
地盤改良って、建物の仕様がよくなるものでもなんでもなく、一切目には見えないので本当に避けたい工事の一つです。
もちろん地盤の保証がつくのはうれしいですが、家賃には一切、反映されることはありません。
また、建物の工期が地盤改良の工事の分だけ遅れてしまうのも、大きなデメリットになります。
まあこんな感じですが、晴れて完成して満室になることを今から夢見ながら、大なり小なりのトラブルをクリアして、着々と進めていきたいと思います!
まとめ:
いつかは訪れるリフォーム+保有、売却、建替えの選択肢。
その時が来るまでに準備をしておこう。
今回は、老朽化物件の建替えの進捗についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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