PAGE TOP

不動産投資の安全保障について考える

2022.05.12

注文していた車がようやく納車されました。

2020年9月に注文して2022年5月に納車なので、実に1年8か月待ちでした。

もともと少量生産の車種のため1年待ちは覚悟していたのですが、製造に必要な半導体不足などで、想像以上に時間がかかってしまいました。

しかし、車に限らず半導体ってあらゆる工業製品を作るために必要なものなのに、それが自前で作れないって致命的な事態になりますよね。

それだけでなく、最近では電力の逼迫が発生しているのに、相変わらず安定した電力供給に逆行するような政策がとられていることに理解に苦しみます。

食料だって自給率がこれだけ低い現状で、自前で賄おうという動きにならないのが非常に怖いです。

どれもこれも、安全安心な生活という点から考えると怖いことばかりです。

でも、実は不動産投資でも同じような事態を作りがちなので、注意しないといけないなと思っています。

それは、コスト削減の仕方です。

よくあるのが、一円でも安く修繕コストを抑えるために、何でもかんでも相見積もりで安い業者に発注するというようなやり方。

修繕が一遍こっきりで終わるものであれば、それで全然いいと思うのです。

でも、残念ながら不動産投資は常に入退去があり、修繕は繰り返し発生してしまいます。

なので、もちろん安いに越したことはないのですが、やはり信頼できる業者を見つけたら、繰り返しリピート注文をして、継続して取引関係を作ることが何より重要です。

そうしないと、例えば突発的な災害が発生したときなどに対応してもらえないですし、日常的な修繕の場合でも、優先してもらえなくなってしまいますものね。

また、何でもかんでもタダで対応させようとするのも、信頼関係を作る上ではマイナスに働きます。

業者さんの一番のコストは、人件費。

手間のかかることを依頼すれば、そこにはコストが発生することを理解しないと、信頼関係を作るどころか、関係が破綻してしまいます。

不動産投資の安全保障というと大げさかもしれませんが、長期的に安定経営を続けるためには、絶対に考えておかねばならない問題と思っています。

まとめ:
長期にわたる不動産投資。
短期的な利益ではなく、長期間、継続できる体制を重視しよう。

今回は、不動産投資の安全保障について考えてみました。

何かの参考にしていただければ幸いです。