物件取得、満室活動そして、税金対策・・・
2015.09.07
今週、法人化に関するセミナーを開催するのですが、そのレジメ作りに追われています。
法人化のメリット・デメリットから法人化の手法、規模別の法人化シミュレーション例など、ボリューム満点。
しかし、この法人化のシミュレーション、これがなかなかやっかいです。
というのも、一口に法人化といっても、大家さんの規模はもちろん、どの手法をとるか、また、あわせ技を使うかなど、簡単ではありません。
さらに、細かいところで言えば、どれぐらいの役員報酬にするのが良いかなど、論点が無限にあるといっても過言ではありません。
でも、このレジメを作成しながら、私自身、税金についてすごく考える機会となり、めちゃめちゃ勉強になってます!
戸建賃貸だけでなく、アパート経営ってある意味、税金との闘いと言える部分があると思います。
以前の戸建レポートで、
× 単年度だけの収支を考える
〇 複数年度の収支を考える
ことが大事だとお伝えしました。
このことが、法人化シミュレーションを通じて体感として理解できたのです。
というのも、アパート経営の特徴として、
- 何もしなければ家賃は年々下がっていく・・・
- 減価償却費も年々減少していく・・・
- 借入金の利払いも年々減少していく・・・
のですが、もし、「家賃が下がる額」と、「減価償却費+利払いが減少する額」が同じであれば、税金支払いという面では大きな問題ではありません。
ところが、シミュレーションをしてみると分かるのですが、家賃が下がるよりもはるかに速いスピードで減価償却費と利払いは減少していくのです。
よく、デッドクロスとか、売上あがって銭足らず、とか言いますが、これが、10年、20年というスパンでみると、ものすごく実感できるのです。
もし、経理を税理士さんに依頼されているなら、上記のような事実をもとにアドバイスが欲しいところですよね。
私も、所有している法人で顧問税理士さんがいるのですが、残念ながら、アドバイスはもちろん、上記のような事実を数値として示してくれたことはありません。
せっかくの機会ですので、法人化シミュレーションを見ながら税理士さんと一緒に10年後について話してみたいと思います!
今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。
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それでは、次回の稼ぐ戸建賃貸レポートをお楽しみに!
◆谷本 真◆
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