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緊急トラブル時の連絡体制を確立しておくこと

2021.12.30

今年もあと2日になりました。

にもかかわらず、年末ぎりぎりまでバタバタです。

なんでこんな時に故障するのかな、と思わずにはいられませんが、「エアコンが故障した、何とかしてよ。」と入居者さんからのSOSが入りました。

こんな真冬の時期のエアコントラブルは、本当に緊急性の高い問題です。

入居者さんも年末年始の休暇に入り、お部屋で過ごす時間が増えるため、普段よりも余計にストレスがかかります。

また、修理業者さんが訪問するにしても、外出や帰省のタイミングと重なってしまうこともあり、その調整に難儀することが往々にしてあります。

幸いなことに、メーカー修理をすぐに手配でき、入居者さんともうまく調整できて、修理の訪問日が確定できました。

この入居者さんからのトラブル連絡が入ってから、業者手配をいかに短時間でできるかが、大家の腕の見せ所。

といっても、できることはいたって単純なことしかなくて、エアコンの

  • メーカー名、型番、製造年月日
  • 具体的な症状

をヒアリングして、メーカーに伝えるだけです。

でも不動産投資の駆け出しの時は、そんなことも分からずに手間取っていたのを覚えています。

型番などはエアコン本体に記載してあるものですが、初めはそんなこともうまく入居者さんに伝えられず、業者手配に時間がかかっていました。

メーカーHPの修理のところを見てみると分かるのですが、具体的な型番などを入力しないと、業者手配すらできないような仕組みになっているものが多いです。

今回のお部屋は、実は事前にエアコンのスペックを把握していたので、入居者さんには、念のための確認をするだけで済みました。

エアコンに限らず住宅設備などは一式、どんなものが設置されているのか、そのスペックを把握しておくことが重要です。

さらに万が一のトラブルの際には、最低限どこに連絡したら解決しそうかということを入居者さんに教えておくことも同じぐらい大切です。

というのも、例えば今回のような長期休暇が絡むような時期には、不動産会社も休みに入っていることも多く、連絡がつながらないことも珍しくないためです。

もちろん、コールセンターに連絡がつながるようになっていたりもしますが、業者手配まで相当な時間がかかるケースも多いです。

なので、特に今回のように、メーカーに直接連絡をしたら早く解決するようなケースは、連絡先を入居者さんに教えておいてあげると、我々大家にとっても変なストレスがなくなるので、メリット大です。

ただその際、

修理にかかる費用は大家負担で大丈夫

ということも伝えてあげるのを忘れないようにしないといけません。

入居者さんが気にするポイントとして、いつ修理が完了するのか、ということと、その際の費用はどうなるのか、といったことがあります。

このポイントを分かっておいてあげると、入居者さんはかなり安心します。

年末年始に限らず、長期休暇や連休に入る前には、トラブル時の連絡体制について確認しておくことが大切です。

まとめ:
緊急時の連絡体制の確認は絶対に大切です。

今年も一年、本コラムにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

コラムでは、不動産投資・管理で実際に経験したことを、なるべくありのままお伝えするようにしています。

来年も、そんな実体験満載のコラムをお届けいたします。

それでは良いお年をお迎えください。