銀行から超長期融資の提案を受ける
少し前に本コラムでお伝えした、野立太陽光案件ですが、間もなく工事がスタートします。
以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=7885
今回は、地主さんより土地を借りて、その上に太陽光発電の設備を建築します。
先日、そのための地上権設定契約を取り交わしてきました。
単に土地の賃貸借契約ではなく、地上権設定契約となったのは、今回融資を実行してくれる地銀さんの条件によるためです。
担当者いわく、しっかりと登記をして私を守ってくれるため、だとか。
まあ、それは建前で、融資の保全のためというのが本当の理由かと思います。
太陽光発電は、これまでアパートの屋根にしか載せたことがなかったので、どんな発電状況になってくるのか、今から楽しみです。
さて、その地上権設定契約の後、営業マンより、「谷本さん、実は新しいアパートローンができたので、提案させてください。」とのことで話を聞きました。
この銀行は私のメインバンクなのですが、ある程度、取引関係のある顧客に今回のローンを紹介している、ということでした。
どんな内容のローンかというと、木造や軽量鉄骨造だと最長35年、鉄骨・RC造だと最長40年まで借入期間がとれる、というもの。
私が土地購入からの新築投資を行った際に、こちらの銀行から借入をしていたので、今回のローンを紹介してくれたようです。
ただ、このローンはエリアが限定されていて、東京23区+千葉北西部のみだとか。
東京23区は分かるにしても、なぜ千葉北西部なのかは担当者もよく分からないようで、とにかくそのように決まっている、とのことでした。
また、エリアにはもう少し条件があり、千葉エリアの指定路線の指定駅より徒歩10分以内のみ。
ただ、これだけだとややこしいので、路線図にマーカーで色塗りしたものを担当者に作成してもらいました。
あともう1つ、よく車を購入する際に利用される残価設定ローン(っぽいローン)もできたそうです。
始めはローン支払いが低く設定されていて、途中段階でぐんっとローン支払いがUPする、と説明されたのですが、どういった時に使えばメリットがあるのか、その場ではぱっと思い浮かびませんでした。
もしかすると、そのローンの支払いが増えるタイミングの直前で物件を売却できると儲かる、みたいな使い方ができるのかなとは思いましたが、こちらはまた別の機会にヒアリングしてみようと思っています。
今回感じたことは、
- 融資情勢が厳しいと言われている中でも、銀行側も貸し出しをしないことには利益があがらない。
- なので、何とかして借りてもらいやすい条件を作ろうとしている銀行もある。
- 機会を見つけて、他の金融機関にも近況伺いをしてみるメリットがありそう!
ということでした。
でも、この地銀さん、先月までは今回のような話を一言も言わなかったので、本当に急に支店まで話がおりてきたのかもしれません。
別の取引銀行にもタイミングをみながらヒアリングしてみたいと思います!
まとめ:
金融機関に足を運んで、最新の融資事情を確認してみよう!
今回は、銀行訪問して得られた融資動向についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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