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実は屋根、もう一件、飛んでました。。。

2021.02.18

今年に入って、大規模修繕を着々と進めています。

先週一件、修繕が完了したのですが、足場が外れ、ピカピカになった物件を見るのは本当に気持ちのいいものです。

入居者さんからも、「まるで新築みたいになって、嬉しいです、ありがとうございます。」と声を掛けられ、いい感じです。

何のために節税するのか?

という問いに対しては、やはり、入居者のためと答えられるのがベスト
ですし、このように感謝されると、「これからも入居者さんのために頑張ろうっ!」という気になります(^^

気を良くした私は、今回対応してもらった業者さんに、別の物件の外装リニューアルの物件調査もお願いしました。

といっても、7年ほど前に屋根も外壁も一通り塗装していた物件です。

でも、共用階段やブロック塀の塗装面が少し気になりだしたので、部分的に簡易塗装をするつもりで現地調査を依頼したのでした。

しかーし、突然、悲劇が起こります。

現地調査にいった業者さんが親切で、すぐに電話をくれたのですが、

「谷本さん、プチリニューアルどころか、速攻で工事しないと、本気で危険ですよ!!」と、かなり緊急事態の様相。

屋根に上ったまま、そのままLINEで写真や動画を送ってくれたのですが、見てびっくり。

何と、屋根の一部がなくなっているではありませんか。。。

正確には、屋根のてっぺん部分を押さえる屋根板金が吹っ飛ばされてしまっていました。

写真で見ても一目瞭然で、かなりの強風でもぎとられてしまった感じです。

「これ、恐らく1年半前のあの超大型台風でやられたんだと思いますよ。雨漏りの連絡とかなかったんですか、これまで。でも、そんなこと言ってる場合じゃないですね、どうします?」と聞かれ、「すぐに板金関係の手配してくださいー」と緊急工事をお願いしたのでした。

幸い?なことに、これまでこの物件の入居者さん達からは、一切雨漏りの連絡などありませんでした。

一応、このやり取りの後、ヒアリングをしてみたのですが、室内には今のところ雨漏りはない模様。

しかし雨漏りはないにしても、1年半もの間、屋根板金のなくなったこの状態では、さすがに建物内に雨水がまわっているものと思います。

雨漏りの連絡がなかったため、発見がかなり遅れてしまい、意気消沈。

でも、まだこのタイミングで分かったので、ある意味ラッキーだったのかもしれませんね。

自分の目で確認することができない屋根や外壁。

毎年というのは難しいかもしれませんが、大きな災害が発生したときには、念のため全件点検が鉄則ですね。

今回は私の完全な怠慢からきた失敗です。

反省、この言葉しか見当たりません(><)

以前このコラムでも紹介しましたが、一昨年の台風被害では、別の物件の屋根も吹き飛ばされています。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=5937

これで2件目です。

まだ屋根点検していない物件は他にもありますので、この機会にあわせて全件点検したいと思います!

まとめ:
大きな災害発生時には、屋根まで点検しよう!

今回は、屋根を吹き飛ばされていたのに1年半も気付けなかったという失敗談をお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。