戸建賃貸のメリット・デメリットを知ることの重要性

お買い物ガイド

戸建賃貸のメリット・デメリットを知ることの重要性

2018.10.08

こんにちは。FPコミュニケーションズの高橋です。

戸建賃貸は供給が少なく、アパマンに比べて客付しやすいことが特徴であることは、このコラムでお伝えしてきましたね。

しかし、人気がある戸建賃貸といってもお客様のニーズを無視したものであれば、いくら不動産会社に募集依頼をしても、成約しないのが今の時代です。

ここでは、改めて「戸建賃貸の魅力は何か」について、考察してみましょう。

とある不動産会社のホームページを参考に、戸建賃貸のメリットを箇条書きにしてみました。

■音を気にしなくて良い

集合住宅と異なり、子供の泣き声・足音に気を遣う必要がない点に、多くの人がメリットを感じているようです。

ということは、もし戸建賃貸を経営するなら、人気の幼稚園・小学校の学区内であれば、成約率が高くなりそうですね。

■収納に困らない

一般的な戸建であれば、敷地が広く部屋数が多いので、収納スペースも家族構成の変化に対応しやすくなっています。

新築であれば部屋ごとに収納スペースを確保したり、中古であれば部屋ごとの収納の有無を確認することが、成約率の高い戸建を手に入れるポイントになるでしょう。

■駐車場や庭がついていることが多い

戸建賃貸は持ち家感覚で住めることがウリですから、都心でなければ駐車場は必須でしょう。

さらに庭が付いていれば、ガーデニングも出来ますし、また開放感から生活に潤いがもたらされることで、アパマンにはない価値があり、長期入居となる可能性が高まります。

続いて、デメリットについてです。

■防犯面の不安

マンションでは、防犯カメラ・オートロックといった防犯設備が整っているケースが多くあります。

それらに比べ、戸建は土地に面して建物が建っているので、侵入経路が丸見え状態です。

しかし、オーナー側としても防犯カメラを付けたり、窓ガラスに防犯フィルムを貼ったり、補助錠を取り付けたりすることで簡単に対策を講じることができます。

ここまで対策すれば、「防犯性の高い戸建賃貸」に変わりますね。

他のデメリットとして、町内会などの人付き合いが面倒という声が挙がっていましたが、実は近所付き合いが一番の防犯対策となります。

いかがでしょうか。

改めてメリット・デメリットを考察すると、お客様が戸建賃貸に求めるものが浮き彫りになったのではないでしょうか。

近年、割安で購入できるという理由だけで、戸建を購入する投資家が増えましたが、きちんと客付できているかといえば、そこは疑問が生じるところです。

まずは、空室対策の基本に立ち返り「自分だったら、ここに住みたいか」という目線を持つことが、安定した賃貸経営をする大切なコツです。

今回の稼ぐ戸建賃貸レポートが、あなたのお役に立てば幸いです。