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リターンを追及しすぎて、また夜逃げに遭った話

2018.09.20

また夜逃げに遭いました。

今シーズン二度目の夜逃げなので、正直げんなりしています。

もともと家賃の入金が遅れがちで、最後の方は、「2か月分まとめて振り込むんで、1か月待ってください!」などと言われていた方でした。

「またまた、そんなこと言うけど、1か月分払えない人が、2か月分なんて、まとめて払えるわけないじゃない。」と内心は思いつつも、「では、〇〇さんのことを信じるので、一万円だけでもいいので、まずは入金してください。残りは今月末にまとめて払ってください。」と返したりしていました。

でもそのうち、「カラダの調子が悪く、仕事を休みがちで・・・。来月から復帰するので、なんとか・・・。」というように、怪しい雰囲気になってきたんですね。

「このパターン、絶対に夜逃げするやつやな。。。」と思っていたのですが、やっぱりそうだったかという感じです。

私、「何が何でも満室経営」と思っていて、さらに機会損失を一日でも短くしたいと常々考えています。

そのためにと言ってはなんですが、人様の物件では絶対に受け入れないような入居者さん達も受け入れています。

このコラムでも、過去何度か登場させましたが、

  • 半ばホームレス状態のネットカフェ難民

  • 水商売の方々

  • 内見しないままの入居者

  • 短期入居希望者

など、滞納や夜逃げ覚悟で入居を受け入れてきたんですね。

受け入れ時の審査を緩くしてるので、当然トラブル率は圧倒的に高くなります。

でも、その分一時的な稼働率は高くなり、手元のキャッシュ率も高くなります。


といっても、トラブル発生時に損失を食らうのですが・・・。

これは極端かもしれませんが、賃貸経営って、どこまでリスクをとれるかを考えておかないといけませんよね。

ここでいうリスクとは、どこまでの入居者さんなら受け入れるのか?というもので、これをパートナーである不動産会社さんとも共有しておかねばなりません。

そうしないと、「早く満室にしてくれって言ってるでしょ!」「だったら、どんな入居者でも受け入れていいっていうのかよ!」みたいな、言葉としてはでなくても、感情や気持ちの上での不毛で無意味な悪循環に巻き込まれてしまう可能性があります。

リスクとリターンを考えながら、うまく賃貸経営していきましょう!

とりあえず、夜逃げ部屋、頑張って片づけます~。(><)

まとめ:
どこまでの入居者を受け入れるか、事前にパートナーとも意思統一しておこう!

今回は、受け入れる入居者さんとそのリスクについてお話ししました。

何かの参考にしていただければ幸いです。