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値上りしてなくても売却してもいい!?

2017.12.21

先日、高校時代の友人達と小さな同窓会をしてきました。

卒業以来だったので、実に25年ぶりの再会。

海外赴任からの帰国、本の商業出版、ヨーロッパで永住権を獲得しながらバリバリ仕事など、みんながみんな本当に活躍してて、かなり刺激になりました。

そんな中、海外の話になると不動産の話もでてきます。

ロンドンで建築の仕事をしている友人は最近家を買ったのですが、

  • 5年、10年という単位で絶対に値上りするので、買える人は絶対に不動産を買う。
  • 不動産を買えた人が、どんどん資産を増やしていく。

という話をしてくれたのです。

もちろん、物価が高いなどのデメリットもあるようですが、それでも、不動産を利用した資産の増やし方の醍醐味を感じました。

残念ながら、今の日本では普通の不動産が右肩上がりに値上りすることはありません。

むしろ、値下がりしてしまいます。

ですので、売却で儲けを出すためには、購入時に安く買っておく必要があります。

購入時にさして安く買えていないのに高く売れると思ってしまうのは、かなり無理がありますものね。

でも個人的には、購入時の価格より高く売れなくても、

【手元に入ってくるお金=売価-ローン残債】


ですので、売却する時までにローン残債が大きく減っていれば、それだけ手元には大きなキャッシュが残りますので、売却の活用も有効な選択肢と思っています。

売却益に対しては、譲渡所得税がかかってきてしまいますが、納税するまでは現金が手元にありますので、銀行に対しても、資産をアピールできてしまいます。

見せ金、というものですね。(^^


また、債務超過の状態になっているとしたら、売却によって、【資産 > 負債】の状態にもっていくことすら可能になるかもしれません。

ですので、値上りは見込めないまでも、常に売却のチャンスを見ながら不動産経営をすることは大事だと改めて思った次第です。

あと10日ほどで今年も終わってしまいますが、まだ空室が一つ残っています。

将来の売却ももちろん大事ですが、まずは目の前の空室を埋めることを全力でがんばります~。

まとめ:
値上りせずとも売却にはメリットあり!?

今回は海外の不動産事情と物件の売却についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。