「空間プランナー」たるべし!?
GWは、子供たちを連れて近場でバーベキューしたり、公園に行ったりして、ゆっくり過ごしました。
でも、初っ端、奥さんの夢だったという「益子の陶器市」へ行ってきました。
住んでいる船橋からだとそんなに遠くないのですが、ものすごく混むとのことで、今回は二泊三日の小旅行という、超スローな計画です。
行ってみると、噂通り、朝8時ぐらいから陶器市の駐車場はどこも満車になっていました。
そこでびっくりしたのが、近隣住民のみなさんの対応です。
駐車場を探して迷っていると、いい感じのおじさんが手を振っていて、「駐車場探してるんでしょ。ちょっと乗せてよ、案内するから・・・。」と車に乗ってくれました。
ところが、案内されたのは、おじさんのご自宅。
少々面食らっていると、続々と車が敷地に入ってきました。
近隣住民のみなさんにとっては日常風景なのかもしれませんが、沿道の家々の庭が、駐車スペースとして「一日500円」で貸し出しされていたんですね。
それぞれ、ダンボールに手書きで駐車料金を書いて、看板にしてありました。
駐車させていただいたお宅は、車が10台ほどとめられます。
一日500円で、それが1週間ほど続くとすれば、ちょっとしたお小遣いになりますものね。
でも、益子の住民のみなさんで陶器市というイベントを盛り上げようとしておられるようで、その心意気をものすごく感じられました。
一方、私は船橋のアンデルセン公園の近くに住んでいるので、よく利用します。
このGWは混みすぎるので敢えて避けたのですが、近くを通った際、何と、隣地の農家の方々も「一日500円」の手書き看板を立てていたのを見たのです。
確かに、アンデルセン公園の駐車場も満車になっていました。
私は、シェアハウス投資から不動産投資をスタートさせたのですが、その際、いくつかのゲストハウスを見学に行きました。
その時は某ゲストハウス運営会社の社長さんに案内いただいたのですが、その際、「我々は空間プランナーでなければならない!」と言われたのを覚えています。
その社長さんは、もともと社員寮だったものを買い取り、ゲストハウスとして運用していました。
びっくりしたのは、もともとはお風呂スペースだったものを、無理やり居室としてリフォームしていたことでした。
今は法規制の問題で完全にアウトですが、「貸し方に制限を作らない」という考え方にはひどく衝撃を受けました。
ロフト付きアパートのような単身者用アパートを、「多人数受け入れ可能」としてうまくいっている大家さんがいます。
近隣にライバルのいない「猫専用アパート」にして成功されている大家さんもいます。
「高齢者や外国人に特化」したアパート経営をされている方もいます。
ニーズがこれだけ広がっている今、「こうでなければならない・・・」というような制限を自分の中に勝手に作ってしまわないように経営していきたいですね。
まとめ:
常識や一般的ルールにとらわれ過ぎず、柔軟に経営しよう!
今回は、物件の貸し方について、感じたことをまとめました。
何かの参考にしていただけましたら幸いです。
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