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銀行から謎費用を後出しされました

2024.09.12

メインバンクの地銀から、ひさしぶりにまとまった資金の融資を受けることになりました。

審査に2ヶ月弱もかかってしまったのですが、必要な事業資金の9割方、ローンがおりるようで、自己資金が10%程度ですみます。

金利も安く1%台前半で、条件は悪くないのですが、「嫌な条件」がいくつもついているのが非常にひっかかります。

不動産担保取扱手数料

物件を担保にとられるのは仕方がないのですが、それについて手数料が発生してくるというのが正直嫌です。

むしろ、担保に差し出すのだから、手数料が逆に欲しいと思ってしまいます。

融資取扱い手数料

銀行は融資するのが仕事で、金利から利益をとっていると思うのですが、さらに「融資してあげるから手数料頂戴ね。」はどうなんでしょうか。

融資コンサルティング手数料

そして、数年前からこの地銀が言い出したのがこの手数料。

金利と融資事務手数料だけでなく、さらに、コンサルティングという名目でさらっと発生させたこの手数料が、特に理解に苦しみます。

ただ、融資条件になっているのでもちろん拒むことはできず、もはや融資相談すること自体が無料ではないことになってしまっている模様です。

コベナンツ要件

話には聞いたことがあったのですが、今回、初めて出くわしました。

「償却前経常損益が2期連続赤字とならない」

「直近決算期の純資産75%以上を維持すること」

それほど厳しい条件ではないのですが、急激な経営悪化が発生した場合、抵触してしまうことがあるので注意ということです。

このコベナンツなるものに違反してしまったらどうなるのか、例えば、その場で全額返済しないといけなくなってしまうのか、など気になったので聞いてみると、

・まず、全額返済を要求することはない。

金利がコンマ1~2%アップという可能性はある。

とのことでした。

今回は、いろいろ納得がいかない部分もあるのですが、他の金融機関ではNGだった案件でもあり、こちらの地銀で借り入れを受けます。

でも、次からこの地銀で借り入れを打診する際には、「またコンサルティング費用って別途かかりますか?」と聞いてからにしようと思います。

地銀も生き残りをかけて、いろいろな費用の課金を考えているようですが、後だしされるとなかなかツライですものね。

まとめ:
融資打診。
融資承認後に必要になる経費は事前に確認しておこう。

今回は銀行から提示された融資の実行条件について、お伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。