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言葉をそのまま真に受けて大ダメージ喰らう

2024.07.18

空室になったお部屋にさっそく申込が入りました。

内見案内した仲介営業マンからは、「お客様が大変気に入っておられ、保証会社の審査に通過したら、すぐに契約したいと言っておられます。契約金の入金もすぐにしていただけますので、よろしくお願いします。」というありがたい連絡も入り、「これはキープ申込でなく、固いな。機会損失もほぼでないな・・・。」とほくそ笑んでいました。

保証会社の審査も無事に承認となり、契約・入金のスケジュールも確定したので、担当営業マンからの契約書の返送と契約金の送金を待つだけの状態にまで全速力で進めます。

機会損失を限りなく少なくして、かつ、キャンセルを防ぐためには、とにかくこのプロセスを早くこなすことが大切です。

ところが、数日後、その営業マンから、「大変申し訳ありません、お客様よりやっぱりキャンセルしたいという連絡が入ってしまいました。私の力不足で本当に申し訳ありません。別のお客様をご紹介できるよう、とにかく頑張ります。」という連絡がきてしまったのです。

実はこの申込の後に、別の申込もきていたのですが、「もう前の申込の方が契約まで進むことになったので・・・。」と断ってしまっていました。

悔やんでも遅く、その方も別のお部屋に決めてしまっている模様です。

今回は、仲介営業マンのキープ申込ではなく、お客さんの方に問題があるように思いました。

もっと正確にいうと、仲介営業マンがあまりお客さんをグリップできておらず、何となく申込を入れさせてしまったように感じます。

そこまで本気で引っ越ししようと決めていないお客さんに何となく申込を入れさせても、やっぱり途中で変心したりしてしまいますよね。

でも、反省すべきは冒頭でもご紹介した、「お客様が大変気に入っておられ、保証会社の審査に通過したら、すぐに 契約したいと言っておられます。」という仲介営業マンの言葉を真に受けてしまったことだと思います。

今回、本人の入居の意思確認をしなかったのですよね。

営業マンの言葉から、勝手に「今回キャンセルはない!」と思い込んでしまったことが敗因でした。

直接、ご本人さんに入居の意思確認をしていれば、もしかしたら契約手続きを進める前の段階で、早めに見破れていたかもしれません。

あとは、入居が決まりにくくなってしまう8月に入る前に早く何とかしたい、という気持ちがさらに悪かったと反省しています。

7月も残り2週間ほど。

ただでさえ入居が決まりにくいシーズンだからこそ、一件一件の申込を大切に審査していきましょう!

まとめ:
入居審査。
保証会社の審査だけでなく、本人の入居の意思確認は、キープ申込やドタキャンを早めに防ぐためにも有効です。

今回は、入居審査の失敗談についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。