堅実・着実「小規模物件・短期借入」不動産投資法
スタッフのT君がまた物件を買い増しすることになりました。
T君の不動産投資は、本当に、堅実・着実。
というのも、ファミリータイプの区分を公庫融資で取得、リノベし、賃貸に出すという手法で、毎回すぐに満室になっています。
リノベ後でも利回りが高いだけでなく、【 資産 > 負債 】のバランスも保っているため、繰り返し融資を得られています。
以前、「スイミーの戦略」として、少額の戸建や区分を買い増していくやり方をご紹介しました。
地味ですが、蓄積されてくるとかなりのパワーを持ってきます。
私も、いろいろな勉強会で、「いつかは無借金の戸建を100戸持ちます!」と何度も宣言しています。(^^
さらに、T君は借入期間を10年ほどしかとっていないため、キャッシュフローはほとんど出ません。
でも、早いもので、第一号物件などは、ローンの返済の終期が、視野に入ってきています。
そう考えると、借入期間が短いというのは、デメリットばかりではなく、「どんどん繰り上げ返済していっているのと同じ」とも言えますよね。
また、下手に手元にお金が残らないので、変に生活レベルを上げたりしてムダ使いをしない、ということにもなるので、安全志向の方には最適なやり方かもしれません。
もちろん、戸数が少ないので、空室にでもなってしまえば、とたんに返済の恐怖におびえなければなりません。
それでも、金額が少額であれば、精神的にも何とか耐えられる、というものです。
T君とは、「10年生き残れたら、お互いだいぶ楽になるね。」と話しています。
私も、10年の借り入れ期間で購入した戸建が、今年で7年目です。
あと3年たてば、安定的なキャッシュを生み出してくれる戸建になります。
何より、ローン返済の必要のない、無借金の物件があるだけで、精神的に非常に安定するものです。
もっとも、満室であればですが。。。
しかし、2~3年の入居期間としても、3~4回ほどの回転を経験すれば、10年なんてあっという間、という見方もできます。
もし、
- 長期のローンは怖い・・・
- ゆっくりと規模拡大したい・・・
- 現金比率の高い投資をしたい・・・
- サラリーマンの仕事をすぐに辞めるつもりなどない・・・
というのであれば、T君のような小規模物件かつ短期借入投資も、なかなかオススメな不動産投資戦略です。
ぜひぜひ選択肢の一つに入れてみてくださいね~。
まとめ:
何でもかんでも長期借入がベスト、というわけでもない。場合によっては、短期借入も最高の戦略になり得ます!
今回は、スタッフT君の不動産投資戦略についてお話ししました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
カテゴリー別に見る
おすすめ記事
- 戸建賃貸に物件名はつけるもの?... 6,899 views
- IKEAでお宝発見!手軽に後付けできるダウンライトの使用... 6,387 views
- 融資特約「なし」で売契できますか?... 4,766 views
- 規模企業共済の加入条件に「事業的規模」は含まれるか?... 4,679 views
- 定期借家契約と保証会社とは連動してる?... 3,691 views
- 賃料が急落する! 「サブリース2025年問題」とは!?... 3,428 views
- 実食!! 1粒5000円 350年前の梅干し... 3,027 views
- 住宅市場における2022年問題とは?... 2,794 views
- マンション敷地の「二重使用」で違法建築となる記事を読んで... 2,478 views
- ドバイ不動産ってどうよ?... 2,460 views