セルフ登記でコスト削減
2024.07.11
少し前のコラムでお話しした、銀行から抵当権を外してもらう件ですが、ようやく銀行側の書類準備ができたと連絡がありました。
先日のコラム⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=10309
抵当権を外すというのは、具体的には「抵当権の登記の抹消手続きをする」ことになります。
銀行からは、「司法書士の先生に依頼されますか?」と聞かれたのですが、数万円のコストがかかるため、また、抵当権の抹消は書類を揃えれば簡単にできるので、自分で法務局で手続きしてしまう予定です。
登記手続きは土地家屋調査士や司法書士に依頼するもの、と思われるかもしれませんが、本来は登記の当事者が行うことが基本で、便宜的に各専門家に依頼することもできる、というもののようです。
これまで、
- 法人の設立登記
- 解体時の建物滅失登記
- 新築時の建物表題登記
- 抵当権の抹消手続き
- 法人の定款変更登記
- 法人の役員変更登記
など、できるだけ登記は自分で行ってきました。
中でも建物表題登記などは、一件あたり数十万円もかかるものですので、これが0円になるのは非常に大きいです。
それ以外のものも、一つ一つ司法書士等に依頼すると、一件数万円はかかりますので、積もり積もると結構なコスト削減になっています。
おそらく、100万円は節約できている計算です。
物件を購入する際の所有権移転登記も理論的には自分でできるのですが、こればかりは仲介会社や銀行から、「何か間違いがあると大変なので、それだけは司法書士に依頼してほしい。」と言われてしまうので、まだ自分で登記が実現できていません。
賃貸経営では、このようなコスト削減が様々なところで可能です。
DIYでリフォームコストを削減したり、自主管理で運営コストを削減できるのが、その代表例です。
不動産投資・賃貸経営の利益をあげるには、
- 売り上げである家賃収入を増やす
- 運営コスト・保有コストを下げる
しかありません。
なかなか家賃を上げることは簡単ではありませんが、コストについては、努力や工夫次第でいくらでも改善の余地はあります。
もちろんコスト削減との引き換えに、部分的に自分の労働力を投入する必要があったりもします。
結局バランスが大切だと思いますので、いい塩梅を見つけて、効率よく運営していきましょう!
まとめ:
コスト削減できるところはないか、賃貸経営方法を定期的に見直してみよう!
今回は、賃貸経営のコスト削減についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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