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外国人入居の注意点

2024.05.09

前回お伝えしていた4度目の入居申込ですが、無事に成約になりそうです。

前回のコラム⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=10241

契約締結と契約金の入金があるまではまだ何があるか分かりませんが、やることはやったのであとは祈るのみです。

今回入居予定なのは、外国籍のカップルです。

物件に一目惚れした、というコメント付きでの申込だったので、私もぜひ入居してほしいなと思っています。

家賃や立地だけではなく、建物・居室そのものを気に入ってもらえることほど大家として嬉しいことはありません。

外国人専門の保証会社の審査を通過しての入居ですが、外国人の入居にはこれまで何度も泣かされてきました。

中でも、

ゴミ出し
・退去時の残置物


という2つのトラブルに要注意ということが経験上、分かっています。

たまたま今回の物件の市区町村には、多言語対応のゴミ出しカレンダーが準備されています。

カレンダーだけでなく、可燃・不燃ごみ等の種類や出し方の説明が英語で書かれているので、今回はそのまま印刷して契約時にお渡しします(今回の入居者さんは英語が使える方々でした)。

もし、物件の市区町村にこのような多言語対応のゴミの出し方パンフレットがない場合、なんとか手作りしてでもうまく説明できるものを手交したいところです。

もちろんパンフレットをお渡しするだけで、すんなりいくようなものではないとも思っています。

入居してからの数か月はかなり注意して見守る必要があるのではないでしょうか。

特に、引越してきた時の大量のダンボールの捨て方などは要注意だと思います。

今回の物件は、敷地内にはゴミ置き場はなく、近隣との共用のものになります。

ということは、ゴミ出しマナーが守れないと、即、近隣からのクレームにつながってしまいます。

実際、過去に外国人入居で近隣とトラブルになり、町会長さん等に謝罪しにいったこともありました。

入居される方の母国の文化によっては、なかなかゴミの出し方を受け入れてもらえないこともありますが、一部の国の方を除いては、真剣に説明すればおおむね理解はしてくれるものと思います。

外国人の受け入れは、はじめが肝心です。

満室になったと浮かれることなく、しっかりと入居を落ち着かせていきたいと思います。

まとめ:
入居後トラブルになりやすい外国人入居。
市区町村に多言語対応のツールが用意されていれば、積極的に活用していこう!

今回は、外国人入居の注意点についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。