とにかく早く入居・契約の意思確認をすること
先週に続き、また「キープ申込」がありました。
前回のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=10153
週末に入る前の申込で、土日の内見予約も入っていただけに、腹立たしいことこの上ないです。
ただ今回のキープ申込は、仲介会社からではなく、申込者自身によるものでした。
審査を進めて、保証会社の審査も通って、いざ、「入居契約の段取りを・・・」と契約書作成の話を持ちだしたところ、「迷いがでてきてしまい、もう少し考えたい。」とのことでした。
「何を今さら迷うねん。迷うんやったら申込なんかせんといてくれー。」と心の中で叫んでしまいましたが、どうしようもありません。
もちろん、ここで真に受けて、入居にならないことはほぼ確実なのに、申込状態のままこの方を待ってしまったりすると、機会損失がより拡大してしまいます。
ですので、こちらから一旦キャンセルにさせていただき、すぐに入居募集を再開しました。
前回からの繰り返しになりますが、繁忙期のこの時期は、申込が入ったらいち早く審査を開始し、入居・契約する意思があるのかどうか、とにかく早く白黒をつけることが大切です。
そうしないと、本当に入居・契約してくれる入居者さんになかなか巡り合えず、空室期間がじりじりと長くなってしまいます。
本当は、キャンセルにはせずにもう少し待っていたら入居してくれるかも、という思いが全くないわけではありません。
また、入居募集を再開するのは、正直、気持ちの上で大変なので、できることなら避けたいのが本音です。
でもこういうのって、恋愛でフラれたのにまた相手が戻ってくると思ってしまうような現象?と同じで、ほぼ100%戻ってきてくれることはないですものね。
ということで、未練をバッサリ断ち切って入居募集を再開したわけですが、なんとその翌日、新しい申込が入ってきたのでした。
3度目の正直ではないですが、今回の申込はキャンセルにならずに、そのまま進んでくれればと思っています。
申込者の属性を見ると、上場企業の法人契約で、社宅代行会社が窓口になるタイプのものでした。
とはいえ、大手だからといって安心はできず、定期借家契約はNGとか、連帯保証人はナシなど、このケースは色々な条件をつけてくることがよくあります。
また、社宅代行会社が入る場合は、契約締結までにけっこう時間がかかることが多いのも注意点です。
ただこのようなケースでは、キープ申込の可能性は経験上低いと思いますので、ここは着実に進めていきたいと考えています。
3月末まであと20日ほど。
繁忙期も後半戦ですが、最後まで満室を目指して頑張りますっ!
まとめ:
仲介会社だけでなく、優柔不断な入居希望者本人にも要注意。
申込が入ったら、入居・契約の意思をとにかく早く確認しよう。
今回も入居募集時の注意点についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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