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年始早々、立て続けに2件の退去を受け付けました・・・

2022.01.13

新年早々、それぞれ別の物件から退去連絡が1件ずつ入りました。

1人目は、より広い部屋に住みたいからという退去理由。

コロナ禍でリモートワーク中心の生活になり、おうち時間が増えたためとのことでした。

居室の広さはさすがに変えられないので、仕方がありません。

もう1人は、気分転換に住み替えたいというもの。

今住んでいる部屋に何も不満はないが、2年住んだので別の物件にも住んでみたいのでとのこと。

引っ越し代や新しいお部屋の契約金などでお金もかかるのに、それ以上に引っ越し自体がお好きなようで、これまた仕方がない感じです。

年始から2件も立て続けに退去連絡がくると、「やっぱり繁忙期に突入したんだな・・・。」と感じずにはいられません。

最近では繁忙期に引っ越しが集中するのではなく、分散してきていると言われています。

でも、やっぱり1月から3月は転居される方が多いように肌感覚では感じます。

たまたま、さらにもう1件、入居者さんから電話がかかってきました。

でも内容は退去ではなくちょっとした不具合発生の連絡だったので、ほっと一安心。

割とコミュニケーションがとれる方だったので、ついでに「3月ぐらいまでに、お引越しなどのご予定はないですよね?」と聞いてみると、幸いなことに転居予定はないとのことでした。

ある大家さんのノウハウで、繁忙期に入る前に、直近で退去予定があるかどうかを入居者さんにヒアリングする、というものがありました。

繁忙期で突然に退去連絡をもらうよりは、少しでも前もって退去予定が分かっていれば、余裕をもって空室対策ができるというものです。

事前に退去予定がわかっていれば、仲介会社から空室照会があった際も、「いついつ退去予定があるので、また入居募集をお願いします。」とついでに案内することで、早目早目の入居募集がスタートできます。

また、3月までが繁忙期といっても3月中旬~下旬以降の退去では入居見込みを逃してしまいます。

ですのでやり手な大家さんは、3月中旬~下旬の退去になりそうな場合、もう1~2週間、退去を早められないかと入居者さんと交渉したりします。

確かに同じ退去するにしても、3月下旬より3月上旬に退去してもらった方がギリギリ引っ越しシーズンに伴うお部屋探しに間に合いそうですものね。

賃貸経営をしていれば、必ず退去の連絡は入ります。

でも、前もって退去予定をヒアリングしておいたり、退去時期を大家側に有利な時期に誘導することで、少しでも機会損失を小さくすることも可能になります。

ついに繁忙期が始まりました。

空室を抱えておられる方、一緒に満室を目指して頑張っていきましょう!

まとめ:
退去連絡の受付時にも、次の入居募集を視野に入れた応対をしておこう。

今回は、退去時の対応法についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。