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脱「張りぼての空室対策」⇒いつでも住める仮想生活空間を作ること!

2021.02.11

この2週間ほど、コロナ対応の傍らステージングに明け暮れています。

単なる空室対策のための、なんちゃって生活空間を作っているのではなく、テーブルからテレビ、洗濯機や冷蔵庫、果てはフライパンや包丁、調味料にいたるまで、本格的な生活空間を作っています。

そう、グループホームとして貸し出すためにリノベーションの終わった一戸建てをまるまる住める状態に作り上げる!そんな作業をコツコツ続けています。

これがですね、本当に骨が折れるのです。

まずはモノの選択からはじまり、注文、受け取り、そして設置まで、おおよそ一人でやるので気が遠くなる作業です。

グループホーム専用の手配の仕方があるかというとそうではないのですが、これまでいくつも立ち上げてきたシェアハウスの準備と似ているので、そこは慣れたもの。

しかし、かなりの労力がかかることが分かっているので、やり始める時は、「またあれをやるのか・・・。気が重いけど、これが満室になるのが今から楽しみだしな・・・。いっちょまたやってやるか!」とそんな感じでスタートするのですね。

これまでは、IKEAなどのホームセンターやアウトレットショップなどで大型家具・家電を調達して、ローコストで仕上げてきました。

しかし、これは初期費用を抑えることができる半面、労働力をかなり投入せねばならず、さらに時間をかなり消費してしまうのですね。

そこで今回は、ニトリのネットショップをフル活用し、テーブルやイスなどは全て組み立てまで任せてしまうことにしました。

あまりローコストではなくなってしまいましたが、超楽ちんで時間もかなり短縮できました。

やっぱり、時間=コストと考えて、効率的に動くことを考えないといけない局面はありますものね。

とはいえ、LDKのソファーやラグなど、どんな空間にするかはよく考えないとダメダメな空間が出来上がってしまいます。

センスのない私は、雑誌やネットなどを見ながら、ある程度、統一感のあるイメージを研究しながらステージングをしています。

空室対策の一つとして、今ではステージングという言葉も珍しくなくなってきました。

しかし、

  • 中身のない、上っ面だけのステージング

  • 空室対策本、まる写しの空室対策セット

などは、あまり意味がないと思っています。

そう、はじめはマネするのもいいのですが、一つとして同じ物件はないはずなので、やっぱり独自のやり方を打ち出さないと入居者にはすぐに見破られてしまいます。

一昔前、「実際に空室に数日泊まってみて、問題点や改善箇所をあぶりだす!」という空室対策がありました。

ステージングにおいても、形だけそろえて終わりというのではなく、実際に自分で生活して体験してみる、その上で改善を加えていくということができたら、最高のものが出来上がっていくだろうなと思った次第です。

今回のステージングが一通り完成したら、リビングでTVを見たり、キッチンで簡単なクッキングをして時間を過ごして、ミニ生活をしてみようと思っています♪

現在、入居の繁忙期を迎えています。

私もそうですが、空室を抱えていてなかなか入居が決まらないということであれば、空室対策の一つとして、ぜひステージングを組み込んでみましょう~。

まとめ:
張りぼての空室対策でなく、中身の伴った空室対策をしないと、見学者に見破られます!

今回は、繁忙期の空室対策についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。