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いつかは発生してしまう、設備の故障に備えよう

2024.08.01

アパートの屋根に載せていた太陽光発電に、ここ3か月ほど連続してトラブルがあり、発電量が半分になってしまう、という現象が続いていました。

野立ての太陽光発電と違い小規模のものですが、毎月の発電量がすぐには確認できず、電力会社から毎月送付されてくる明細でのみ確認ができます。

明細を見て発電量がおかしい時には、アパートの共用部にあるコントロールパネルを確認し、エラーが発生していたら、ボタンを押すなどして解決させます。

太陽光発電の設備を設置してからちょうど10年になるのですが、このようなエラーがでたのは3~4回です。

ところがこの数か月のエラーは、一旦は解決するのですが、またすぐにエラーになってしまうらしく、発電量が回復しないのでした。

たちが悪いのは、発電量を確認できるのが一か月後に届く明細を見てからなので、結局、機会損失がまるまる一か月分発生してしまうことです。

これが数か月続いてしまったので、さすがにもうダメと思い、メーカー修理を手配したのでした。

メーカーに現場を確認してもらったところ、原因はパワーコンディショナーにあるとのこと。

耐用年数が10~15年程とは聞いていましたが、ちょうど10年で壊れてしまったわけです。

修理などできないかと聞いてみたところ、使用されている部品がもう製造されていないので、まるごと交換するしかないとの回答でした。

いつか故障するとは思っていましたが、実際にその時がきてしまうとほんと「トホホ・・・」という感じです。

ただ、入居者さんの生活には支障がないのが救いです。

一方、いつかは故障するもので、入居者さんの生活にダイレクトに影響してしまうのが、エアコン・給湯器です。

特にこの夏場にエアコンが故障してしまうと、入居者さんから大クレームを受けることは避けられません。

これからお盆休みがやってきますが、この時期に故障すると、メーカー修理も業者さんも手配できないことが多いので、被害が拡大してしまいます。

ですので、エアコンや給湯器を設置してから相当の期間が経過している物件については、長期休暇に入る前に入居者さんに故障の気配がないかをヒアリングしたり、万が一の際の連絡先などを伝えておくのが得策です。

不動産業界あるあるですが、お盆休みや年末年始などの長期休業中に限ってエアコン・給湯器のトラブルが発生したりします。

来てほしくはないですが、いつか来てしまう設備の故障トラブル。

事前の対策をしっかりして、安心して休める準備を今からしておきましょう。

まとめ:
エアコン・給湯器等、入居者の生活にダイレクトに影響する設備は、経過年数等には特に気を付けておこう!

今回は、設備トラブルに対する備えについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。