火災保険を味方につける!
年末に火災保険の保険金請求を行っていたのですが、それが先日、保険会社から連絡があり、無事給付されることになりました。
さらに、これはボーナスみたいで嬉しかったのですが、プラスアルファで、お見舞金というのが入金されるとのことでした。
このお見舞金、請求した保険金の30%にあたる金額で、こんなにもらっていいんですか?という感じでしたが、ありがたく頂戴して、リフォームに充てようと思います。
この物件は昨年取得したもので、リノベーション工事をしていたところ、昨年の大型台風の暴風雨で雨漏りが発生してしまったのでした。
ただ、リフォーム会社とよくよく現地打合せをしてみると、通常の雨風では雨漏りしないのでは?というのが、担当者の見立てでした。
確かに天井の断熱材などを確認してみると湿った感じもなく、常に雨漏りしている、という状況ではないのかなと思いました。
しかし、せっかく保険金がおりたのですから、もちろん、全額使って、外壁・屋根関係のリフォームに充ててしまおうと考えました。
よく、保険金がおりても、実際にはリフォームしないという話を聞きます。
しかし、これは非常にもったいないと思うのですね。
なぜかというと、自然災害による被害で保険金請求し、保険金がおりたのに修繕しないと、その数年後にまた被災して、より大きな被害が発生しても、保険金請求することはできません。
そりゃそうですよね。
保険会社にしたら、「あのとき修繕していないのだったら、今回請求してくるのって、おかしいでしょ?」となりますものね。
逆に、給付された保険金でしっかり修繕しておけば、万が一数年後に被災したとしても、保険会社に請求することができます。
うまく行かれている大家さんは、長期的に不動産投資を考えるので、保険金をプールするようなせこいことをするのではなく、「保険金がおりた、ならば請求した内容だけでなく、どうせ足場をかけるのだったら、全体の塗装までしてしまおう、その方が長期的にはプラスになる!」と考えて、プラスアルファで修繕にお金を出している方が多いように思います。
今回、そこまでする必要はないのかもしれませんが、瓦屋根から軽量な屋根材への葺き替えまでやってしまおうと計画しています。
これは、「耐震化」にもつながる工事と個人的には考えています。
昔の物件によくある瓦屋根、この瓦って、強烈に重量のある部材ですよね。
なので、これを軽量の屋根材にしてあげるだけで、地震に強くなります。
せっかく加入している火災保険、正しく活用して、賃貸経営に活かしていきましょう!
まとめ:
火災保険をうまく味方にして、長期的に成功する賃貸経営を行おう。
今回は火災保険請求について、保険金請求の実体験をお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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