PAGE TOP

家賃変更は反響を見ながら随時実行する

2025.04.10

先月退去のあったお部屋で家賃を2%アップして募集してみたところ、無事に成約になりました。

8年ほど前に新築した物件なのですが、退去が出る度に家賃アップをしていて今の所うまくいっています。

これだけ聞くと、「どうせ新築・築浅だから家賃を上げられているんでしょ。」と思われるかもしれません。

しかし、この物件に限らず、中古物件でも家賃アップはできています。

もちろん、上げて募集した家賃で決まらず、また下げることもあります。

しかし、私はどんな物件でも、「反響を見て、柔軟に家賃変更をすること。」がとにかく大切と考えています。

やるべき空室対策を行い、それでも反響が得られない場合は、家賃を下げてみて、問い合わせや内見が増えないかテストしてみます。

今の市況は、特にファミリー向け物件が追い風の状況にあります。

理由は、建築費高騰や金利上昇で持ち家を買えない方が増えているのが一因と言われています。

でも、だからといっていくらでも家賃を上げられるかというと、そうではありませんよね。

実際に上げてみて反響がなければ、

・単に部屋探しされている方から相手にされていない可能性がある。

・仲介会社からも紹介されていない可能性がある。

と疑ってかかった方が安全です。

間違っても、「部屋探ししている人が少ないからしょうがない。」「繁忙期が終わって、閑散期に入ったから問い合わせがないんだ。」と単純に決めつけて、家賃を変更しないというのだけはやめた方がいいと思います。

机上で調べるだけでなく、実際に不動産業者にヒアリングして、家賃設定の妥当性を考えてみるのも大切です。

一か月、二か月と何も変更しなければ、よほどのラッキーパンチでもない限り、反響がいきなり増えることはありません。

入居の旬は終わってしまいましたが、入居募集は年中続きます。

家賃の変更は反響を見ながら、柔軟に試していきましょう。

まとめ:
家賃の変更は反響を見ながら柔軟に対応していくことが大切。

今回は家賃の設定方法についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。