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賃貸ポータルサイトの進化についていくこと

2019.07.25

先日、ある賃貸ポータルサイトの運営会社さんを招き、勉強会を開催しました。

今、どのような物件が選ばれ、逆にどのような物件が避けられてしまうのか、ということがテーマだったのですが、物件のクリック数や問い合わせ数など、膨大なデータが提示され、募集戦略の見直しにかなり有益な機会となりました。

私の場合、特に響いたのは、

  • 24時間ゴミ出し可

  • LGBTフレンドリー

という2つのワードでした。

この勉強会の中では、例えば、24時間高速ネットが使い放題!というサービスを導入したとしても、その分相場よりも賃料がUPしてしまうのであれば、その物件は避けられてしまう・・・というようなことをデータで見ることができました。

しかし上記の2つのサービスの場合、特にコストをかける必要もなく、単に募集時にアピールするだけで導入できるので、さっそく使えるなと思った次第です。

ちなみに、LGBTフレンドリーというのは、同性愛者などのセクシャルマイノリティの入居を、それだけが理由で断りませんよ、というもので、最新のポータルサイトでは、このような項目も入力できるようになっているのですね。

おそらく、今までの部屋探しでは、ルームシェアというような名目で申込みを行っていたのでしょう。

それが、LGBTフレンドリーということを、積極的にアピールできるようになっているというので、これは使わない手はないですね。

たまたま、最近まで見ていたドラマが、このトピックを扱ったものだったので、世間的にもニーズはあるのではないかと思いました。

しかし、改めて不動産仲介会社の仕事もますます大変になってきているのかなとも思ってしまいます。

大家さん側が、「この物件、LGBTフレンドリーなんだから、ちゃんとポータルサイトに掲載してよ!」と一方的に上から目線で言ってしまうと、不動産会社も嫌がってしまうでしょうね。

ひとつのポータルサイトに何か情報を掲載することが、どんどん複雑化してきています。

ですので、不動産会社を味方につけて、うまく動いてくれるような体制を作りたいと、改めて感じた勉強会でした。

まとめ:
入居募集ですぐに使えるツールを発見したら、まずは活用してみよう!

今回は入居募集時のポータルサイトの活用法についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。