入居者とのコミュニケーションのメリット・デメリット
入居者の親御さんから、サンマの干物50匹が送られてきました。
千葉県の銚子がご実家で、お部屋探しの際、親御さんも来られて、一緒にご案内させていただきました。
その際、「銚子と言えばサンマですよね。私、サンマ大好きなんですよ~。」と話したのを、覚えていてくださったのですね。
さすがに50匹となると、私の家族だけではとても食べきれません。
ですので、ご近所にもおすそ分けしました。
入居者さんとの関係があまり密になり過ぎるとやりにくくなる、という考え方も確かにあります。
ちょっとしたことでも、頻繁に電話が来るようになってしまうのでは?みたいな懸念ですね。
しかし、私個人の経験では、今のところメリットこそあれ、デメリットはそれほどありません。
デメリットといえば、人生相談の電話がかかってきたり、入居者間の口喧嘩の仲裁役になったり・・・と、そんな細かいことぐらいでしょうか。
メリットは、何といっても家賃滞納が発生しにくくなったり、たとえ滞納になったとしても、回収しやすくなるということでしょうか。
親御さんとも連絡がとれていれば、息子さん・娘さんが経済的に困った時には助けてくれることも多いですしね。
また、入居継続率も圧倒的に高くなるように思います。
あと、コミュニケーションが密にとれているお部屋は、綺麗に使っていただいているケースが多いです。
ある大家さんは、共用部でガーデンパーティーのようなイベントを企画され、入居者さんと定期的な交流をされています。
もちろん、入居者さんとの関わり方は、投資のスタンスにもよるのかもしれません。
「あまり大家、大家していると、規模拡大が遅くなる!」「入居者とのやりとりは不動産会社に任せて自分は物件探しやファイナンスに専念する!」というのも、それはそれでアリです。
しかし、特にこれから物件を取得して不動産投資をスタートさせていくというのであれば、最初のうちは、入居者さんとも深く関わっていくのがオススメです。
入居者さんと接することは、不動産業者の仕事の一部を知ることにもなり、そうすると指示など出しやすくなるためです。
また、不動産業者を通して間接的に入居者の話を聞くよりも、直接耳を傾けた方が、ダイレクトに居住者のニーズが分かったりもします。
滞納の軽減とか、長期入居とかの下心が丸見えではダメだと思いますが、気楽に続けられる範囲で入居者と関わること、ぜひぜひ選択肢の一つとして考えてください。
まとめ:
入居者さんとのコミュニケーション。親御さんとも関係が良好であれば、いざというときに力を発揮します!
今回は入居者さんとのコミュニケーションについて考えてみました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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