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時には、無理を承知で図々しいお願いをしてみること

2018.08.30

空室がまた一件、決まりました。

空室期間、ほぼゼロ。

というのも、退去になる前に次の入居者が決まってしまったからです。

しかも、単なる申込みだけでなく契約まで。

「どうせ、写真だけで内見せずに申込み、って話でしょ?」と思われるかもしれませんが、いえいえ違うんです。

内見してからの申込みと契約。

今回の入居者さんは、

  • やはり、部屋を見ないことには決められない。

  • しかし転職に伴う部屋探しで、かつ遠方に住んでいるため、先に押さえてしまいたい。

  • 退去を待っての内見ではどうしても日程が合わない。

というものでした。

それで、退去予定の入居者Aさんにダメ元で、「退去前で恐縮なのですが、見学されたいという方がいるので、お部屋を見学させてあげてはもらえないでしょうか。」とお願いしてみたのですね。

すると、Aさんは快く了承してくださり、また内見時には、丁寧に住み心地などについて見学者に教えてくれました。

もちろん、Aさんとは日ごろからコミュニケーションがとれていたからこそ、無理をきいてくれたのでしょうね。

これが、普段からコミュニケーションもとれていないのに、いきなり第三者に部屋を見せてくれと言っても、嫌がられるだけですものね。

だいたい、退去する予定の部屋で、引越し前の荷造りで大変なときに、よりによって第三者に部屋を見せるメリットなんて何もありません。

にもかかわらず、協力してくれたAさんにはただただ感謝です。

今回の事例で改めて感じたことですが、やっぱり、入居者さんとのコミュニケーションは大切ですね。

どこかのタイミングで活きてくることが必ずあります。

あと、無理を承知でダメ元でアタックしてみることも、時には必要だなと思いました。

また、そもそも今回の事例では、退去前からその部屋に興味をもってもらうために、写真や動画などを充実させていたことも、早期成約の大きな要因です。

空室対策は、様々なものが絡み合って、それではじめて効果がでるものも多いです。

単発の空室対策だけで効果がなかったからといってやめてしまうのではなく、一つ一つを積み上げていくのがオススメです。

まとめ:
時には恥を捨てて、図々しいお願いもしてみる。また、空室対策は日ごろの積み重ねが重要!

今回は、退去予定の入居者さんに図々しいお願いをして、それが成約につながった事例についてお話ししました。

何かの参考にしていただければ幸いです。