銀行員の異動を逆手にとって関係作り!
2024.10.10
「直接ご挨拶もできず電話で申し訳ありませんが、異動することになりました。」
「異動になりましたので、急ですが、今週のどこかで挨拶訪問させていただきたく・・・。」
地銀や信金さんから、人事異動の連絡が続々と入ってきました。
10月は、4月と並んで銀行員の異動がかなり出る時期です。
異動の連絡をもらうたび、「やっと支店長や担当者といい関係ができて、審査してもらうスピードも速くなってきたのに・・・。」と思ってしまいます。
これが新しい担当者になると、また一から関係作りのスタートです。
もちろん、前任者が後任者へしっかり引継ぎをしているとは言われますが、1週間ほどの引継ぎ期間では、せいぜい関係ファイルの置き場所などが物理的に引き継がれるだけなのではないかと想像します。
金融機関の開拓に関して、よくいただくご相談に、
- 銀行に行って何を話すのか?
- どういうタイミングで銀行訪問するのか?
といったものがありますが、このような人事異動のタイミングは訪問するには狙い目な時期だと思います。
正確には、人事異動のドタバタが落ち着いた頃がいいのですが、特に過去にけんもほろろに断られたような金融機関がオススメです。
不動産投資の初期の頃は、正直、一度融資を断られた銀行には再訪問する気がおきませんでした。
誰だって断られるの、嫌ですものね・・・。
でも、数年後に再アタックしに訪問してみると、担当者だけでなく支店長も異動していて、断られた時とは違い、話をスムーズに聞いてもらえることがありました。
もちろん、私自身の経営状況が数年前とは変わっていた、ということもありますが、それでもやはり金融機関は、支店長や担当者の姿勢・スタンスによって、がらっと違ったものになると感じます。
わざわざ異動の連絡をくれる銀行や担当者はこの際置いておいて、せっかくの機会ですので、
- 過去に断られてしまった銀行、支店
- 最近ご無沙汰になってしまっている銀行、支店
に訪問してみるというのもこの時期はオススメです。
ちょっとしたところから、融資の話がとんとん拍子に進む可能性もあります。
まとめ:
銀行員の異動のタイミング。
落ち着いた頃合いを見計らって関係作りにチャレンジ!
今回は銀行員の異動と新たな関係作りについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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