確定申告が終わったら、次は銀行を訪問するのが大切です
先日、物件の巡回に行ってきました。
物件を巡回する際は、車でまとめていくつかを見て回ります。
その道中にどうしても見てしまうのが、自分の物件と同じぐらいの規模のアパートや戸建です。
同じエリアにあるライバル物件なので、やはり気になりますよね。
新築や築浅物件を見てしまうと危機感を感じますし、同時に「絶対負けるか!」とモチベーションが上がります。
また、ろくにメンテナンスもされず、外壁の塗装もかなり剥がれているような物件を見ると、「こうなってしまったらジリ貧で、入居募集は厳しいだろうな。属性の悪い入居者も集まってきてるのだろう。」と、それを反面教師にして、リフォームを頑張ろうと思ったりもします。
そんなことを考えながら移動していると、物件巡回もいろいろな刺激を受けることができて、楽しいものです。
同時に、自分の物件の今年のリフォーム計画なども考えたりできますものね。
さて、今年も無事に個人の確定申告が終わりました。
この時期にやるべきことは、銀行を訪問して確定申告書を提出しつつ、今後の計画などを担当者と話すことです。
先にお話ししたリフォーム計画などもその一例です。
もし、具体的な計画があれば、リフォーム資金融資の相談をしてみるのも最適なタイミングになります。
確定申告の準備をしていると、毎年、経費にできる減価償却費や支払い利息がどんどん減少していっていることに気づきます。
減価償却費など、物件によっては突然ゼロになってしまうこともあるので注意が必要です。
実は、ちょっと詳しい銀行担当者なら、減価償却費が賃貸経営の利益の源泉であることを知っています。
減価償却費は、実際には現金支出はないのに経費に計上できる、魔法の経費とも言えます。
そんな減価償却費がやがてゼロになるという事実を、賃貸経営者がどのように考えているのか?を銀行担当者は見ているワケです。
なので、例えば、大規模修繕計画や物件の売却・購入などの話をしながら、今後の計画・展望を銀行担当者に話していくのが大切と言えます。
そんなベストなタイミングが確定申告が終わった今の時期なのです。
もちろん、仕事で平日は銀行に訪問できない、ということもあるかもしれません。
何も無理に訪問しなくても大丈夫です。
郵送でもいいので、求められる前にこちらから銀行へ提出してしまいましょう。
地道ですが、このようなことが銀行との関係作りでは大切だと思います。
まとめ:
確定申告が終わったら、次は銀行を訪問し決算報告をして関係作りをしていこう。
今回は、確定申告後の銀行との関係作りについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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