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コスト削減以上にDIYで得られるもの

2023.06.15

久しぶりにDIYしてきました。

といっても、まだまだ完成までたどり着けず、下準備の程度です。

今回は、昨年開催した「リフォーム・DIY事例発表セミナー」で複数の大家さんから教えていただいた、和室の繊維壁のDIYです。

言ってしまえば、「塗り壁材を塗るだけ」なのですが、今回はその下準備で終わりました。

具体的には、

  • 養生、マスキング
  • アク止め剤塗り

の作業で、広さは6帖の和室ですが、2時間ほどみっちりかかってしまいました。

実は、過去にも和室の壁のDIYで漆喰を塗った経験がありますが、その時はマスキングも適当でしたし、アク止めなども施工しませんでした。

その時は、たまたまそれほどひどいアクは出てきませんでしたが、今回は基本に忠実にDIYしてみようと思ったのでした。

毎回、塗装DIYをする度に思うのが、養生・マスキングの作業がツライ・・・。

特に梅雨のこの暑い時期ですので、なおさらです。

塗装自体は物件がピカピカになっていくし、変化がみてとれるので楽しいです。

ところが、その下準備のマスキング作業が地味過ぎて面白くないのです。

DIYのプロに言わせれば、そんな下準備の作業でさえ、楽しく感じるのかもしれませんが、一人でひたすら養生する作業はほんと苦行です。

とはいえ、塗りの完成度を決めるのはこの地味な下準備にかかっているので、今回は極力丁寧に行ったつもりです。

次回は、いよいよ塗りの工程に入れるのでワクワクしています。

ある大家さんは、この塗りDIYを子供さんと一緒に楽しみながらされているとかで、DIYを家族で楽しめるっていいなと思います。

家族でDIYを楽しんで、そしてそれが家賃という報酬でかえってきて、そのお金でご飯を食べに行ったり、旅行をするのって不動産投資の醍醐味でもありますものね。

残念ながら私は、今回は一人でやってしまおうと思いますが、今回のDIYで要領がわかったので、次は娘と一緒に取り組んでみようかと思います。

このようなDIYは「コスト削減ができる」という意味もありますが、それ以上に、

  • 職人さんが施工にどれぐらいの時間をかけているのか。

  • 職人さんがどんな材料を使っているのか。

といったことが、ある程度見えてくることも大きいです。

リフォーム会社からの見積が適正かどうかなどは、DIYを経験しておくことで判断できるようにもなります。

サラリーマン大家さんは、ただでさえ動けるのは休日限定なので忙しいです。

でも忙しくて時間がないからこそ、一度はいろいろなDIYを経験してみて、その上でリフォーム会社に外注するようにすれば、いい仕事の依頼ができるようになると思います。

私もまだまだ経験したことのないDIYがたくさんあります。

時間みつけて、コツコツ地道に取り組んでみたいと思います!

まとめ:
コスト削減に有効なDIY。
確かに時間はかかるけど、得られるメリットはかなり大きい!

今回は、和室の壁リフォームの途中経過についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。