退去が発生する度、アパートの付加価値UPを考える
私の物件に住んでくれていた留学生が帰国により退去することになりました。
2年ほど前に「家賃をもう少し安くしたいから」と退去連絡があったのですが、私としても、多少の家賃を減額してでも入居し続けてほしいため、家賃を減額して、そのまま入居継続となっていた方でした。
単に退去されてしまうと、入居募集の空室期間が発生したり、また原状回復工事が発生したりで、家賃の半年分ほどが簡単に吹き飛んでいってしまいます。
なので、家賃を減額することでそんな機会損失を防いだのでした。
結局、今回退去されてしまうことになったので、当時の原状回復工事費については単なる先延ばしになっただけになります。
退去されたお部屋は、2DKをなんちゃって1LDKにリノベーションしたものです。
和室がそのまま残っているのですが、今回は畳は表替えにし、襖をオシャレ襖にすることにしました。
といっても、単なる色のついた襖紙にするというだけですが、それでも和室のイメージがガラッと変わるので、今から完成が楽しみです。
また、天井のクロスを白ではなく、木目調のものに張り替えるので、こちらもいい感じになりそうです。
退去のあったお部屋のリフォームを考えていたとき、たまたまケーブルテレビ会社から連絡が入りました。
電波障害のある地域の物件のため、ケーブルテレビが導入されているのですが、合併等のため、顧客情報を再点検しているとのことでした。
話を聞いてみると、アパートの付加価値UPの提案を行っているとのことで、今回はそのうち、
- 4K放送を視聴するためのアパート側の準備
- 無料で使用できるインターネット
- 防犯カメラの設置
を実施することにしました。
特に無料インターネットや防犯カメラ設置は、今やあって当たり前という程の設備ですが、この物件はこれまでさほど苦労せずに入居が決まってきていたため、導入せずにここまで来ていたのでした。
特に誰からも提案されなかったので、導入するきっかけをつかめずにいた、というのが正確なところでしょうか。
ですので、提案を受けたのがチャンスと思い、その場で導入をお願いしました。
もちろん、毎月の利用料が発生することになりますが、このような付加価値UPを常に考えていないと、入居募集がどんどん厳しくなってしまいます。
そして、気がつくと不動産業者やエンドユーザーから相手にもされなくなってしまった・・・ということにもなりかねません。
考えただけで恐ろしいですよね。
常に何らかの付加価値UPを考えていきたいと思います!
まとめ:
アパートの付加価値UPを常に考える。
そうしないと市場から相手にされなくなってしまう。
今回は、アパートの付加価値UPを図ることの大切さについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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