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今年初めてのDIYと道路位置指定の取得

2023.01.12

今年最初のDIYを行いました。

といっても、建物に関するものではなく、道路標識の施工です。
https://tinyurl.com/tj8rtkpv

近くでみるとダメダメですが、離れてみると、パッと見、よくある道路標識のように見えて、まずまずの出来栄えと自己満足。

塗装も選択肢としてはあったのですが、今回は、シール状のものを路面に置き、バーナーで焼き付けるというやり方を選択しました。

こちらの方が短時間で終わりそうに思ったためです。

施工手順は本当に単純で、

1.施工箇所の掃除(小石やゴミを取り除く)

2.シーラーを塗布(接着しやすくなる)今回はスプレータイプで施工

3.シールを置き、バーナーであぶって焼き付ける

というだけ。

今回初めて道路標識の施工に挑戦したワケですが、なんやかんやで1時間弱かかりました。

苦労したのは、最後のガスバーナーでの焼き付け箇所。

ホームセンターにある家庭用ガスバーナーで施工したのですが、一度に焼き付けられる面積が小さく、手間がかかりました

また、しゃがんで施工しないといけないので、途中、腰が痛くなりました・・・。

やっぱりプロが使う専用ガスバーナーがないと、しんどいですね。

とはいえ、コストも材料代だけで済んだので安上がりでした。

さて、そもそもなんで道路標識を施工したのかというと、この2年ほど取り組んでいる、位置指定獲得プロジェクトがいよいよ大詰めを迎えており、道路標識を施工すれば、正式な位置指定道路として役所から認められるためです。

いや~、ここまで来るのにほんとにかなりの時間と手間がかかりました。

道路の地権者だけではなく、

抵当権が設定されていれば、銀行からも実印での捺印や印鑑証明をとったり、

相続登記が完了していなければ、相続人を探して説明しにいったり・・・

ホントに何度もくじけそうになりました。

印鑑証明書の取得では、「3か月以上経ってしまっても大丈夫か?」と事前に確認して「大丈夫」と言われていたのに、年度が代わり、担当者が代わると、後任者がいきなり「それはNGです。」と言ってきた時には、殴りつけてやりたい気持ちになったのを覚えています。

それだけ苦労する道路関係の権利調整ですが、もちろんその見返りも大きいです。

  • 再建築不可が再建築可となり、資産価値が上がる(=高く売却できるようになる)

  • 建替えができるようになり、土地活用の選択肢が広がる

などがそのメリットです。

でも、今回実際に取り組んでみて分かったことは、再建築不可を再建築可にできるかどうかは本当にやってみないと分からないので、それなりに安く購入しないとやはりリスクが高いな、ということです。

最悪、再建築不可のままでも何とかできるものでないと、下手をするとババを引くだけになってしまいます。

当たり前といえば当たり前の結論ですが、今回、2年ほどじっくり位置指定取得に取り組んでみて、この事実を再認識できました。

といいつつ、同じような案件があれば、要領は分かったので、次はもう少し効率的に短時間でいろいろできる気もしています。

何事も経験、経験ですね。

まとめ:
再建築不可物件を再建築可にして儲けるには、莫大な時間と手間がかかります。

今回は、今年初めてのDIY経験談と道路位置指定の取得についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。