自主管理のために最低限、押さえておくべきポイント
2022.12.08
「キッチンの下あたりから、水が流れてる音がします。だいたい10日前ぐらいからです。」という連絡が戸建の入居者さんから入りました。
シンクの下からは特に水漏れなどはないということで、「ああ、また給水管トラブルか。またお金が飛んでいってしまう・・・。」と嫌気が差しながらも、その戸建があるエリアの水道業者さんを手配しました。
給水管トラブルも何度か経験してくると先手、先手で動くことができるようになります。
漏水箇所の修繕はもちろん大事なのですが、あわせて水道代の減免申請ができ、漏水のために過大になってしまう水道代を安くしてもらうことができます。
細かいことですが、こういう手続きも先回りして進めてあげることで、入居者さんは安心します。
後で、何倍にも膨れ上がった水道代の明細をみて、びっくりされるだけではなく、クレームにでもなってしまったら本当に最悪ですものね。
ただ過去に失敗したのは、物件のあるエリアではない修繕業者さんを派遣してしまい、減免申請を受け付けてもらえなかったことです。
それからは、物件のエリアにある水道業者さんを手配するようにしています。
こういうのも「経験」です。
物件の管理を委託している場合ならまだしも、もし自主管理しているなら、最低でも
- 原状回復工事業者
- クリーニング業者
- 巡回清掃業者
- 電気業者
- 水関係のトラブル対応業者
の連絡先は押さえておく必要があります。
さらに、物件に物理的に近い業者さんだと最高です。
正直、何かトラブルがあってから業者を探していると、どうしても時間がかかり、結果、入居者にストレスがかかってしまいます。
逆に、トラブル発生から即業者を手配できると、入居者の満足度はあがります。
こうした細かい信頼の積み重ねが長期入居につながっていきます。
最強の空室対策は「退去させないこと」、すなわち「長期入居」に他なりません。
年末年始に入る前に、物件の管理体制を一度総点検しておき、安心して休みに入りましょう!
まとめ:
トラブル発生はピンチでも、うまく対応すれば長期入居につなげられる可能性あり!
今回は、トラブル対応のために最低限準備しておくべきことについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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