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残置物が入居申込みの要因の一つになりました!

2022.11.17

先週のコラムでは、新築建替えしていた戸建に、入居募集を開始した早々に申込みが入ったとお伝えしました。

これとたまたま同時期になるのですが、退去のあった別の物件にも申込みが入り、入居が決まっています。

申込みがあったのは、以前マイホームとして私が住んでいた物件で、退去時に「このお部屋が気に入ったので、間取をそっくりマネした注文住宅を建てました!」と有難い感想をいただいた、例の物件です。

以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9095

この物件に住んでいたとき、住みながらいろいろ手を加えました

  • クローゼットの壁面に有孔ボードをDIY(収納の中にさらに収納を作る)

  • 玄関内にマリンランプを設置

  • サブの玄関収納をDIYで設置

  • LDKに巨大壁面収納をDIYで設置

  • LDKに換気扇を設置(鉄板焼きの臭い対策)

  • 玄関照明にステンドグラス採用(奥さん手作り)

  • 内窓をDIYで設置(なんちゃって二重窓)

  • 電池式人感センサーライトを設置

  • 木&スチール製紙巻き器を設置(トイレ)

などなど、居室の使い勝手を私なりに最大限引き出したリフォーム・DIYを行いました。

その甲斐もあってか、退去時にうれしいコメントをいただけたワケですが、さらに今回、新しい入居希望者さんより またまた有難いお言葉をいただいたのでした。

どんなコメントをもらったのかというと、

  • 玄関収納
  • 洋室の内窓
  • ステンドグラスの照明カバー
  • 電池式の人感センサーライト

などをはじめ、「残置物」として必要なければ撤去するとお伝えしていたものについて、「全部気に入ってそれも含めて申込んだので、撤去などせず、このままぜひ使わせてほしい。」というものです。

あまりに日曜大工的な置き家具や後付けで取り外し可能な趣味的なもの、それらはあくまで残置物であり、設備ではないため、必要なければ撤去するので遠慮なく言ってほしい、と内見時にお伝えしていたのですね。

生活感が出てしまうと、どうしても入居を避けられてしまう可能性があるためです。

ところが、逆にそれらを気に入っていただけて、それも申込みの要因の一つになったというのですから、嬉しさ十倍という感じです。

前回の入居者もこの残置物を気に入って使っていただき、今回の入居者さんも同じように気に入っていただけた・・・。

これは、本当に嬉しいです(^^

物件に住みながら付加価値を作っていき、別の物件に移り住むタイミングで賃貸に出す、というこのヤドカリ投資法は、いろいろなメリットがあります。

自分が住んでいるので、居室をより使い勝手がいいようにリフォームできることの他、

  • 自分自身に家賃を支払うので、空室もなければ滞納もなく、順調に借り入れを返済できる
  • 入居募集時には、居室のメリットを十二分にアピールできる他、住環境やエリアについても、かなりマニアックなところまで情報公開できる。

といったメリットもついてきます。

もし、これからマイホームを考えている・・・というのであれば、このヤドカリ投資法も一つ選択肢に入れてみていただきたいと思います。

まとめ:
残置物も見せ方、伝え方によっては逆にアピール材料にもなり得る!

今回は、退去時の残置物が入居獲得に役立った事例についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。