空室対策はいつ実施すべきか?
ここ最近、退去連絡のあったお部屋への新たな入居が一気に決まってきました。
夏場の入居募集は一般的に相当厳しいですが、何とか乗り切れそうでちょっとホッとしています。
安心して気が抜けたのか、先週末から体調を崩してしまい、少々ダウンしていました。
やっぱり空室を複数抱えるのは、相当な精神的ストレスになりますね。(^^;
さて、今年は大規模修繕の年にしようと思っていて、一つずつ外壁塗装などの見積もりをとっています。
単に見積もりをとるだけではなく、実際に施工までお願いすることが多いので、かなり価格を抑えて提案してくれます。
見積もりをとること、それ自体は大切ですが、あからさまに金額の把握だけが目的と思われてしまうと、当然、価格は安くなりようがありません。
「どうせ単に見積もりだけで、施工はそのうちって言うんでしょ・・・。」と修繕会社に捉えられてしまいます。
さて、ある著名な不動産投資家さんのセミナーに参加した時、「空室対策はいつ実施すべきか?」というテーマが取り上げられていました。
その投資家さんは、あらゆる対策は、満室時・経営がうまくいっているときに実施すべき!と話されていて、心底納得したのを覚えています。
そう、特に外壁塗装などお金がかかるものは、やろうと思っていても、ついつい先送りしがち。
ただでさえ先送りしてしまうのに、それが空室をたくさん抱えるような状況になってしまうと、より実施する気にもなれません。
また、空室で機会損失が大きく発生しているような状況だと、そこからさらなる支出というのは厳しいですものね。
なので、何か対策をするのなら、経営がうまくいっている時、満室状態の時というのはすごく説得力があります。
大規模修繕だけに限らず、次の入居募集のためにHPを整えたり、空室対策グッズを探したり、または退去が出た時のリフォーム案を考えたりと先手先手の空室対策は、満室状態・経営がうまくいっている時にしかできません。
もし賃貸経営で何か先送りにしていることがあれば、経営がうまくいっている時にこそ、実行するのがおすすめです。
まとめ:
お金のかかる対策、時間のかかる対策は、余裕のあるときに実行しよう!
今回は、大規模修繕や空室対策の実施時期についてお話ししました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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