キメ物件になろう!
退去がでた空室に、速攻で申込みが入りました。
4年前に土地購入して新築した物件ですが、退去がでる度に家賃をアップさせています。
たまたま短期入居が重なり、3回目の家賃アップでしたが、今回も無事に成功。
当然ながら新築時は全空状態なので、私の場合、資金繰りのことを考えると、手堅く満室にすることを優先してきました。
高い家賃設定で決まればいいのですが、新築で何か月も空いてしまうとキャッシュフローが危険な状態になってしまうので、まずは「満室にすること」を一番にします。
しかし一度満室になってしまえば、あとは退去が出る都度、一室ずつ試験的に家賃アップを図れますものね。
今回、申込みを入れてくれた仲介営業マンと話していると、「また家賃アップさせたんですね。実はこちらの物件、前から目をつけていて、次に空いたら一番に紹介しようと思ってました。」とのこと。
どうやら、いわゆる「キメ物件」として格付けしてくれているようでした。
一方、キメ物件でない物件は何というかというと言葉は悪いですが、「当て馬物件」ということになります。
その名のとおり、決して申込みはされないのに見学だけされて、キメ物件の前座的役割を果たすだけの物件です。
その証拠に、現地のカギを案内する際にはいつも名刺をもらうのですが、そのFAXに違う物件の名称が書いてあったんですね。
そう、今回の当て馬物件の内見依頼FAXが、間違って私の方に届いてしまっていたのです。
貴重な情報なので、さっそくその物件名でネット検索してみると、なるほど、広さや設備的に見てなんとなく「それ、比較対象にするの分かるわ~。」という感じの物件でした。
でも、正直、「この物件には負けないだろうな・・・。」という感じで、予想どおり、申込みは私の方に到着しました。
空室対策として、やはり仲介会社営業マンの「キメ物件」にならないといけません。
ここでいうキメ物件とは、「営業マンを楽に稼がせてあげる物件」
です。
見込み客を案内すれば、一瞬で申込みを獲得できるような物件と考えると、
- キレイでステージングも完璧な物件
- 家賃が安い、地域一番安な物件
- 立地がとにかくいい物件
- 何かウリがあり、強烈な印象のある物件
など、いろいろあるかと思いますが、営業マンにノルマや歩合給があることを考えると、とにかく彼らが稼げるようにしてあげるのが一番です。
そのような状態にもっていければ、キメ物件として、空いたとたんにまた紹介されるような状態になるはずです。
営業マンにうまく動いてもらうにはどうすればいいか、という観点で空室対策を考えてみましょう!
まとめ:
営業マンを稼がせてあげられる物件が「キメ物件」として認知される!
今回は空室対策の観点から、仲介営業マンとの関係づくりについてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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