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入居者に感じた違和感、その感覚を大切にする

2024.11.14

前回お話ししたシェア物件ですが、先日、空室の一室が無事入居になりました。

前回のコラム⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=10559

入居者さんは一年ほど前に見学されていた方なのですが、その際は入居にならず、今回改めて入居されたのでした。

しかし、その見学の際、イマイチ会話がかみ合わず、不思議な方だなと思っていました。

今回の入居に際してもいくつも「?」なことがあり、おそらくですが、短期の入居になるような気配がかなりします。

もともとシェア住居(特に私が運営しているような安宿路線のもの)を選択する方は、言葉は悪いですが、属性の低い方が多いように思います。

初期費用がかからず、光熱費込み、家具家電いらずというのは、やはりそのような方々にとっては魅力的ですものね。

さて、今回の入居にあたって、ひっかかる点があったのは次のようなものです。

・住所変更があるのに、運転免許証の住所変更手続きをしていない

・運転免許証の番号の末尾が「0」でない(再発行を何度かしている)

・緊急連絡先の実家住所が事前に聞いた住所と違っている。

・ご実家の両親の姓と本人の姓が違う(おそらく離婚している)。

本当はもう少しあるのですが、ここでは省きます。

「そんなに怪しい点があるのだったら、入居を断ればいいじゃないか!」と思われるかもしれませんが、私はある程度リスクをとっても入居を受け入れるようにしています。

これは直感でしかないのですが、この方は怪しい点があっても、他のシェア住人さんにはあまり大きな迷惑をかけるような方ではないと思ったので、今回受け入れてみました。

もちろん機会損失を一円でも少なくしたい、という下心はあります。

ただ、長期の入居にはならないように感じましたので、半年以内の退去には「短期解約違約金が発生する」旨を特約に記載することにしました。

今回収穫だったのは、何となくおかしいなと思うところがあり、免許証番号を見てみたら、番号の末尾が「0」でない数字だったので、「やっぱり!」となったことでした。

もちろん免許証を再発行しているからといって、それだけで問題のある人と決めつけることはできませんが、ちょっと注意してみようとはなりますものね。

今回の入居者さんの動向は注視していきたいと思います。

まとめ:
入居審査書類。
形式的に集めるだけでなく、記載内容にも注意しよう。

今回は入居にあたって違和感を感じた入居者さんとのやりとりについてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。