小さな取引も積み重なれば大きな取引になる
先月から融資取引がはじまった地銀にさっそく別案件を相談しています。
以前のコラムはこちら⇒ https://www.superfp.com/blog/?p=9984
浄化槽から下水へ切り替えるための工事費に関する融資打診です。
物件購入費に比べると、このようなリフォーム代はかなり低額です。
しかし、1件100万円の修繕でも、20件集まれば2,000万円ですので、積もり積もればかなりの金額になります。
もし、自己資金でリフォームしていれば、毎月の返済はありませんが、手元資金がなくなってしまいます。
それだけではなく、融資を受けることで、その一件一件が銀行との関係づくりにつながります。
やはり、毎月の返済を滞りなく返済することほど、信用の積み重ねになるものはありません。
また、このような細かいローンは、融資期間が5~7年程度で設定されることが多く、しょっしゅう、どれかのローンが完済を迎えてしまうイメージです。
すると、その度に銀行を訪問するきっかけができるので、何かと営業マンに相談ができて便利だと思います。
よく、「銀行を訪問して、どんな話をすればいいか分からない。」「どんなタイミングで銀行に行ったらいいのか分からない。」と言われますが、ローン完済のタイミングはまさに銀行訪問の絶好のタイミングになります。
また、「そんな細かいローンばかり組んでいて、管理が大変にならないか?」といったことも聞かれるのですが、それほど大変ではありません。
分厚いファイルに、各銀行のローン明細・返済予定表をファイリングしているだけです。
ただ、ローン明細自体はスキャンしてデータ化しておくのがベストです。
というのも、銀行へ融資打診する際、現在の借入状況を示す時にすぐに提出できる状態を作っておく必要があるためです。
今回の案件も、まずNGになることはなさそうなので、この調子で、今回開拓できた地銀と関係を強めていこうと思います。
まとめ:
小さいリフォームでも銀行へ相談してみる。
積み重なれば大きな取引をしているのと同じです。
今回も前回に続き、金融機関への対応についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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