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ローンの重みと身の丈にあった投資

2020.07.30

先日、知人家族宅に招かれ夕食をご一緒しました。

訪問してびっくりしたのは、そのセルフリフォームの数々

床や壁面が無垢材や漆喰で覆われていたのですが、床以外は全て、ご夫婦でセルフリフォームされたのだとか。

中古を購入して、ある程度リフォームしてから移り住んでこられたとのことでした。

そして住みながら時間を見つけては、コツコツゆっくりと手直ししていったと話されていました。

正直、「ああ、セルフリフォームなんだな。」と養生がイマイチだったと思われる箇所がたくさんありましたが、それでもご夫婦のこだわりが爆発していて、とってもいい感じに仕上がっていました。

何というか、非常に暖かみのあるご自宅だったのですね。

私も以前住んでいた家は古いボロ屋で、それを買い取って、住みながら壁を塗ったり棚を作ったりしていたので、当時を思い出してしまいました。

さらに話を聞いてみると、一つ前に住んでいた家も中古住宅で、同じように住みながら手直しして、今はそれを賃貸に出しているとのことでした。

そう、大家さんだったんですね。

中古物件を買って自分たちが住み、しばらくしてまた別の物件に移り住み、元の物件を賃貸に出すこのやり方、私は勝手に、

ヤドカリ投資法

と呼んでいますが、このやり方、相当手堅いです。

まず、失敗しません。

もちろん、物件購入時にどれだけローンを組むのかによるところも大きいですが、それさえ間違えなければ、住んでいるうちにどんどん元金返済が進みます。

このご夫婦、そのあたりも手堅くて、「自分達には長期の住宅ローンなんて、怖くて組めなかった。まして、新築で高額なローンを利用するなど、考えただけで怖くなってしまって・・・なので、身の丈にあった中古住宅を買って、ローンも10年返済にしていたので、賃貸に出している前の家のローンはもうすぐ終わります。そうなるとかなり余裕がでるので、今から楽しみなんです。」と話されていました。

この話には激しく共感します。

私も中古物件投資で最近組んでいるローンは10年なのですが、ほんと元金の減り方が早いです。

もちろん、返済期間中は返済額自体が多いので、手元に残るキャッシュも少なくなりますが、ローンが完済すると自分にとっての最強の物件になります。

事実、自身の物件の中でも一番安心なのは、返済のなくなった貸家です。

ローンが完済した物件をいくつか持つことで、何の不安もなく枕を高くして眠れます。(^^

でも、こういうヤドカリ投資法をされている方にはあまり出会えないので、今回は同じ投資法を実践されている方に会えて、とても嬉しく思いました。

もしこれから持ち家への投資を考えている・・・いうのでしたら、一度ヤドカリ投資法についても考えてみてくださいね。

まとめ:
自分で住んで、リフォームして貸すヤドカリ投資法。
持ち家取得の一つの選択肢です。

今回は、ヤドカリ投資法についてお伝えしました。

何かの参考にしていただければ幸いです。