家賃回収活動、地味だけど先送りできません
滞納されていて、メールも携帯もショートメールもつながらない入居者さんがでてきてしまい、夜の訪問をしてきました。
訪問して、窓に明かりがついているのを見て、まずはほっとしました。
というのも、連絡がとれなくなると、「部屋で万が一のことが発生していたりするんじゃないか・・・。」と毎回不安になるのですね。
しかし、インターフォンを押してもでてきてくれません。
その場で電話してもでてくれないので、仕方なく、明かりが見えている窓ガラスを何度か叩いてみました。
すると、無精ひげを生やして、いかにも仕事をしてなさそうな男性入居者さんがでてきました。
私の顔を見るなり、びっくりされているのが分かります。
「〇〇さん、私が今日来たの、なぜだか分かりますよね?
家賃を支払えない状況というのは、今のお姿を見て、痛いほどわかります。
でも、だからこそ、そういう状態であれば、まっさきに相談しないとダメなんじゃないでしょうか。
今、〇〇さんがされていることは、飲食店で無銭飲食されているのと同じです。
でも、そんなことを今、責めるつもりはありません。
今は一緒に何ができるか考えましょうよ。
生活保護の部署に相談するのも一つの方法だし、もしかしたら仕事をなくした方に対する一時助成のようなものがあるかもしれない。
ね、〇〇さん、引きこもっていないで、まずは一歩でも動いてみましょう。」
とありのまま、伝えました。
夜の住宅街、玄関先での立ち話だったのですが、いくらかその入居者さんに響いたように感じました。
聞いてみると、やはり仕事をなくしてしまったようでした。
しかし、家賃を払えるだけの貯金はあったようで、仕事がないことからの不安で、貯金を減らしたくないということを、ぽつりぽつりと話してくれました。
翌日この入居者さんから家賃支払いがあり、また、「市役所にいってみます。」という連絡をもらいました。
もちろん、仕事の問題などもあり、すぐには解決できないかもしれませんが、もう少し待ってみようと思っています。
滞納の問題は、督促するのも時間がかかりますし、嫌なものです。
何より、エネルギーを使います。
しかし、地味な仕事ですが、不動産投資は入居者から家賃を回収できて、やっと成り立ちます。
満室を目指すのと同時に、家賃回収率100%でいかないといけませんね。
繁忙期もまだ後半戦が続きます。
お互い頑張りましょう!
まとめ:
家賃回収、滞納や連絡をとれない状況があるなら、まずは現場を確認してみよう!
今回は、家賃の滞納と回収についてお伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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