落雷被害に初めて遭いました
先日、野立ての太陽光発電の設備を竣工するということで、引き渡しを受けに、栃木に出張してきました。
ところが、当日、まさに出発しようとしているときに、担当者より
「谷本さん、引き渡し当日にすみません。先日、雷がすごかったと思いますが、よりによって現場近くに落雷した模様で、設備故障で引渡しができなくなってしまいました・・・。具体的には、雷により過電流が発生したものと思われ、パワーコンディショナーが全滅しました。付近のエリア一体が停電などに陥った模様です。近隣の自動販売機なども全滅しているので、かなり広範囲だったと思われます。」
という連絡が入りました。
正直かなりびっくりしたのですが、せっかく予定していたので、とりあえず現場に向かいました。
今回は、地主さんより土地を賃借し、地上権を設定しての計画ですので、同時に地主さんにも挨拶訪問しに行きました。
地主さんからも、雷がものすごい規模だったこと、また、地主さんのご自宅はもちろん、付近のエリア全体が停電したという話をお聞きしました。
そのあと現場に向かったのですが、太陽光パネル自体には何の被害もありませんでした。
雷も直接設備に落雷したわけではなく、近隣に落ちたようでした。
売買契約書や建築請け負い契約書に記載されているように、引渡し前の物件の損害等は、売主や請負者が責任を負い、引き渡せる状態に回復させてから引き渡す義務があります。
私も、そんな文言はこれまで何度となく目にしてきましたが、まさか自分がその文言に救われることになるとは思ってもいませんでした。
雷があと一日遅れて発生していたらと思うと、ぞっとしたのですね、本当に。
もちろん、今回の太陽光発電では、アフターフォローのメンテナンス契約を締結していたので、修繕自体はできたと思いますが、引き渡し直後だったらさすがに面食らったと思います。
実は太陽光発電では、このようなメンテナンス契約を締結しない投資家も多いようです。
めったに不具合が発生しないのに、結構なコストになってしまうため、利回りを優先させる投資家が多いのが実情とのこと。
でも、今回改めて感じたのは、特に遠隔地の投資の場合、利回り同様に、管理や保険契約は大切ということです。
これがあるかないかで、万が一の際にも、経済的に死亡しなくて済む可能性が高まります。
引き渡しは延びてしまいましたが、実際に自分の太陽光発電の設備を確認できたのでよかったです。
無事に工事が完了し、稼働するのが楽しみです。(^^
まとめ:
利回りも大切だが、それ以上に管理やメンテナンスも大事!
今回は、落雷の被害で太陽光発電の設備の引き渡しが延期になった体験談について、 お伝えしました。
何かの参考にしていただければ幸いです。
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